世界一グルメなフェス、フジロックで食べるべき10の味
大人の夏フェス案内⚫︎フェスシーズン到来。今やさまざまな夏フェスが各地で開催されているが、大人が行くならどれがいい? また、日本における夏フェスの元祖「フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)」を楽しむコツとは?
いつどのステージで誰を観るか、と同じくらいフジロックで悩ましいのが、いつどこで何を食べるか。
筆者は海外のフェスにもそれなりに行ったことがあるが、“食の充実”でフジロックを超えるフェスには未だ出合っていない。
並ぶ価値アリな三ツ星系と、並ばず食べるサクッと系
その台所としてまず押さえておくべきは、フジロックのメイン食堂たるオアシス・エリア。なかでも、苗場での第1回開催から続く
『元祖 越後もち豚』は
毎年行列ができるほどの人気店。
大きめカットで串に刺さった豚肉のこんがりジューシーな味わいがリピーターを増やし続けている。
急いでいるから長い行列には並べない、でも軽く何かお腹に入れたいというときは、
新潟産コシヒカリ使用の
「五平餅」。少し時間に余裕があるなら、
創業80年以上の老舗たこ焼き店、大阪・玉出の
『会津屋』もオススメだ。
ソースをつけずだしの風味を味わう“元祖たこ焼き”&ビール……大人のフジロックの醍醐味である。
そして、忘れてはいけないのが『
苗場食堂』。
ここも行列必至ながら並ぶ価値あり! 地元の方が地元の素材にこだわって提供するメニューのなかで
特に人気なのは、とろろ飯。『苗場食堂』だけで開催期間中、800kg以上の米を消費するというからスゴい。
ブルーギャラクシー・エリアでは、
『1066』が出す
イギリス名物のフィッシュ&チップスが人気。英国人並みにビネガーをたっぷりかけたときのさっぱりした味わいは病みつきになる。ボリュームもなかなかなので、満足感も満腹感も高い。
そして、フジロックといえば雨。雨に打たれて冷えた身体を温めてくれる
「朝霧シチュー」は、アバロンフィールドの
『朝霧食堂』で。
朝霧高原の牛乳を使ったクリーミーなホワイトシチューはどこか懐かしい味わいだ。
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