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2019.03.19

ライフ

男のヒミツは“顔”で守る。後付けできる顔認証カメラの実力は?

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顔認証カメラ/CM02
ショッピングやバンキング、さらには投資などネットを通じて行うサービスの幅が増えるほど重要なのがセキュリティ対策。自宅のPCなら、そのほか大人の男性として守るべきプライバシーも少なくはないだろう。
そこで注目したいのが、個人向けの機器でも一般的なものとなった“生体認証”の技術だ。今回は、マウスコンピューターの顔認証カメラ「CM02」(7980円)を使い、生体認証の便利さを体験してみた。
 

顔の特徴を立体的に認識することで、写真を使った成りすましを防御

指紋や虹彩(瞳の一部)、顔の形状などから個人を特定する生体認証の技術。パスワード入力に比べ成りすましのリスクが少ないほか、認証の操作も簡単なため、銀行のATMやスマートフォンでも導入されるケースが増えている。指紋認証機能付きのスマートフォンを利用している人も、結構多いはずだ。
今回紹介するCM02は「顔認証カメラ」という名前の通り、顔認証機能を備えた、Windows10対応のWebカメラだ。
顔認証カメラ/CM02
いちばんの特徴は、赤外線カメラ(深度センサー)により顔の特徴を立体的に識別できるようになっている点。これにより顔認証の欠点とされていた、写真や映像を使った成りすましを防止できるという。
顔認証カメラ/CM02
PCとはUSB(2.0)で接続する。デスクトップPCでの利用が基本だが、背面のクリップを調整すれば、ノートPCでも利用することが可能だ。密着するタイプではないので、持ち運びをする際には注意が必要だが、その気になれば屋外でも利用できるのは良いところかもしれない。
顔認証カメラ/CM02
前モデル(CM01)にはなかったマイク(デュアルアレイマイク)が搭載されているので、Skypeなどのビデオチャットで利用できる点も魅力といえるだろう。


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