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2018.09.19

ライフ

パラオ、4時間半で行ける青い島々 〜Blue Paradise〜


ただくつろぐだけでも気持ち良い時間を過ごせ、サーフィンをした瞬間に人生は大きく変わってしまう。ひとつのシーンからそんな海の魅力を発見していくコラム。
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今回は「Blue Paradise」


あれ、あそこできるんじゃない? ダイビングの仕事で現地を訪れていた知人のフォトグラファーは、洋上をボートで移動中に波を見つけた。仕事から戻ると現地スタッフにサーフボードを見つけてもらいレンタルし、仕事の合間にサーフィンを楽しんだ。
もうだいぶ前のことであり、それからのちに、サーフィンツアーが旅行会社によって作られた、という噂も聞いた。パラオでの出来事である。
パラオは、美しい海と手付かずの大自然に囲まれた楽園。日本からは真っすぐ南へ3000km。ミクロネシア地域の太平洋上に浮かぶ、400近い島々で形成される国である。有人島は10ほどと言われ、だから国はネイチャーカラーに溢れる。
澄み渡る海はターコイズブルー。広がる砂浜はピュアなホワイト。島々は緑の濃いジャングルに覆われる。この圧倒的な自然に囲まれる滞在期間中、訪問者はマリンアクティビティを楽しみながらパラオを心ゆくまで満喫。完璧なる非日常に身を委ねることになる。
これまでパラオへはグアム経由でのアクセスが一般的だった。そうすると10時間ほどのフライト時間を要した。しかし、この9月中に日本航空が3本のチャーター便を運航。4時間半でのアクセスを可能にする。
現地では、世界中のダイバーが憧れる海で大型の回遊魚と一緒に泳げ、サーフィンやシーカヤックといったアクティビティで美しい自然を堪能。世界遺産のロックアイランドも楽しめ、日常を忘れ、バカンス気分に思い切り浸ることができる。
 
三浦安間=写真 小山内 隆=編集・文


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