セナ、シューマッハ、アレジ、中嶋悟に鈴木亜久里……彼らの名前は
誰しもが耳にしたことがあるだろう。数々のスタードライバーを排出し、世界中のオーディエンスを熱狂させているF1。1987年から開催されているF1日本グランプリも、来る10月7日(日)で30回目を迎える。
会場となる
鈴鹿サーキット(三重県)ではこの節目を記念し、グランプリ決勝の3日前からさまざまなスペシャルイベントを開催。熱心なファンでなくとも、1990年代のF1全盛期を知るオーシャンズ世代は大興奮すること間違いなし。
しかもキッズの心をつかんで離さない「ゆうえんち モートピア」も自由に利用できるから、ファミリーみんなで参戦できるってワケだ!
ミカ・ハッキネン本人が20年ぶりに鈴鹿を走る!
F1マシンのスピードは、時速300kmを超える。これは新幹線よりも速く、レース中に響き渡る排気音の迫力は鳥肌モノだ。
このスピードと轟音こそが観る者を虜にしてきたが、60年以上の歴史でエンジンサウンドは大きく変化してきた。レースで使用されるマシンの排気量や馬力のレギュレーションは時代によって規定され、そのたびにマシンの仕様も変わるからだ。
スペシャルイベントでは、過去の大会で活躍したマシン15台が国内外から集結する。何といっても注目はミカ・ハッキネンが1998年の鈴鹿で日本グランプリ優勝に輝いた「マクラーレン MP4-13」で、今回のためにヨーロッパから運ばれ、20年ぶりに鈴鹿サーキットを走行する。しかも、ドライバーはなんとミカ本人だ!
ほかにも中嶋悟、鈴木亜久里、片山右京といった日本勢から、ジャン・アレジ、フェリペ・マッサらヨーロッパ勢のゲストも来日。トークショーやファンとの交流イベントも開かれるほか、開放されたピット内を歩ける「ピットウォーク」もキッズ向けに実施される。
レース観戦はグループシート、レディスシート、ファミリーシートなど、全エリア指定席の「東エリア」と、固定席はないが子供たちと芝生でくつろぎながらレースを楽しめる「西エリア」に分かれる。
しかもサーキットに隣接する「ゆうえんち モートピア」の無料パスポートまで付いてくるうえに、イベント期間中は出入りも自由。 この施設の楽しみ方は
既報の通りなので、ぜひ参考に。
レース観戦にはまだ早いような小さな子供は「F1キッズルーム」の託児所(※予約は9月19日(水)まで)を利用できる。園内の随所に授乳室が完備され、お手洗いの一部には給湯室も設置。紙オムツや粉ミルク、ベビーフードなども用意されているので、オカーチャンも心置きなく楽しめるはずだ。
イベント期間中はグルメも注目で、松阪牛や三重豚、地元の新鮮な野菜を活かしたうどんやラーメン、ハンバーガー、カレーなどで手軽に味わえる。
観てよし、遊んでよし、食べてよし。三拍子揃ったこのイベント、もはや行かない理由はなし。10月1週目の週末は、みんなで鈴鹿に集合だ!
[イベント詳細]2018 F1日本グランプリ 場所:鈴鹿サーキット住所:三重県鈴鹿市稲生町7992予選:2018年10月6日(土)決勝:2018年10月7日(日)※スペシャルイベントは10月4日(木)から開催。電話:059-378-1111URL:www.suzukacircuit.jp ぎぎまき=文