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まさかの人気復活! 若者は写ルンですをどう楽しんでルンです?

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スマホとSNSと、イイ写真 Vol.13
誰もがスマホで写真を撮れて、SNSにアップできる時代。満喫しているオッサン世代も少なくないハズ。そこで、デジタルフォトライフをさらに充実させるためのテクニック&マナーをご紹介。ちょっと耳の痛い話もあるかもしれないけど、知っておいて損はありませんよ!

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フルサイズのミラーレス一眼が手のひらサイズになり、スマホ内蔵カメラの画質は世代ごとにランクアップ。もはや小型デジカメの出番はなくなったかと思いきや、アクションカムやパノラマカメラへと特化され、今まで不可能だった画が撮れるように──と、日々進化を続けるデジタルカメラの世界。

その反面、一部の若者を中心に、アナログカメラが盛り上がっているのをご存じでしょうか。とりわけオッサン世代に馴染み深い、あのレンズ一体型フィルムカメラ「写ルンです」(富士フイルム)がリバイバルヒット中だというではありませんか。事実、Instagramのタイムラインにも写ルンですで撮ったと思しき写真が散見されます。

それにしても、アナログカメラはまずフィルム代がかかるし、撮った写真をその場ですぐ確認できないし、現像&プリント代はもちろん時間もかかっちゃうし、デジタルで良くない? と考えちゃうわけですが、はたして「写ルンです」の何が良いんでしょうか? 高校時代から細く長く愛用しているというデザイナーのE・Yさん(29歳)にうかがいました。

「物心ついたときから身の回りにデジカメはありましたし、10代から自分でもケータイカメラで写真を楽しんでいましたけど、同時に『写ルンです』も使っていましたね。なぜだろう? 学生時代は、みんなで旅行に行くときとか、イベントのときとか。もともと本やレコードみたいなアナログの質感が好きなので、カメラもフィルムがいいんです」。

なるほど。それにしても今どきその場で写真が確認できないって怖くないですか?

「実際、フィルム全体のうち3分の1くらいしか写ってなかったこともあります(笑)。でも現像してみるまでわからないのが楽しい。それだけに思いのほか良く撮れたときの喜びも大きいというか。また、モノとして残るので人にあげると喜ばれるのもいいところだと思います」。

コミュニケーションツールでもあるということですね。では、なぜそれが今注目を集めているのでしょうか?

「インスタを見ているとモデルの子や、おしゃれに対してこだわりの強い子が愛用している感じですね。『写ルンです』で撮るだけで80〜90年代っぽい雰囲気が出ますけど、若い子にとっては古くさいものじゃなくて、きっと新しいものなんですよね。インスタのフィルターでは出せない感じがいいんだと思います」。

ちょっとわかってきました。「写ルンです」はインスタの80年代風フィルターなんですね。しかもお金と手間暇がかかるぶん、他のユーザーとも差別化がはかれると。

「若い子たちはモノより『体験世代』という側面もあると思います。フィルムカメラで撮影して現像に出して引き取りに行って友達とシェアするという一連の流れが新鮮なんでしょう。もちろん撮ってすぐ送りたいときはスマホを使いますけど、SNSにアップする渾身の1枚は『写ルンです』で撮ります」。

ふむふむ、勉強になりました。じゃあオッサンもいっちょ久しぶりに「写ルンです」を使ってみるのもいいかもね……とは思ったものの、オッサンが「写ルンです」に映り込むと絵面がモロ80年代になっちゃうわ、本体と現像代で2000円とお小遣いを圧迫するわでなかなかにイバラの道。それでもおしゃれは我慢ともいいますし、自分を撮らなければいいだけの話。カバンにしのばせて、ここぞのときに取り出せば、若者から一目置かれるかもしれませんよ?

熊山 准=取材・文

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