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今年もやって来た、冬の日常 〜Blessing of Winter〜

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ただくつろぐだけでも気持ち良い時間を過ごせ、サーフィンをした瞬間に人生は大きく変わってしまう。ひとつのシーンからそんな海の魅力を発見していくコラム。

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今回は「Blessing of Winter」

これからの季節、アラスカのほうから押し寄せる、いわゆる“北うねり”がカリフォルニアの沿岸にヒットする。半面、メキシコのほうから来る“南うねり”は夏にヒットする。要は、冬に波が良い場所もあれば夏に良い場所もあるのだが、中央カリフォルニアのハイシーズンは冬。巨大な波が、パーフェクトなカタチを伴ってやってくる。このとき、そこにメローなサーフタイムはない。美しくも獰猛な波に対し、臆することなく、ただひたすらに突っ込むことが唯一の方法となる。

なぜなら、ひと冬で味わえるグッドサーフは数えるほどだから。風がひとたび吹けば1週間単位でやまず、その間の海は大しけの状態が続くのだ。来るべき日に向け地元のサーファーたちはシンプルに暮らして過ごす。土地を耕し、質素な食事を取り、森林でキャンプを楽しみ、静けさを謳歌する。そうして気象条件が揃えば、午前3時には起き出してサーフスポットに向かう。稀少な冬のひとときを堪能するのである。

遊び心のある楽しい波から、生命の危険性を感じるサイズの爆弾級の波まで、中央カリフォルニアのコーストラインには多彩なブレイクが揃う。

水量の多い重厚な波が入れば、サーフボードが折れてしまう光景も珍しくないこの場所は、コンセプション岬より北、ジャラマからサンルイスオビスポ、モロベイからビッグサー方面に位置。南うねりは受けにくいエリアながら、北うねりはダイレクトにヒットする数々のサーフスポットが、そこにはある。

ラッセル・ホリデイ=写真 小山内 隆=文・写真セレクト

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