左脳を刺激する! オッサンIT化計画 Vol.14
2017.12.12
LIFE STYLE

かつての“クラバー”たちへ──話題の「GODJ Plus」でDJ気分を満喫せよ

オッサンの秘密兵器! 37.5歳に贈るハイパー・ガジェットVol.7
日々登場する最新ガジェット。かつて夢見たような機能が満載の製品があちこちで産声を上げている。ただメカ好きのオッサンといえど、昭和世代。なかなか対応しきれないのが事実……。そこで最近登場したハイパーな機能とともにオッサン向けの使い方をレクチャー。さあ、魅惑のテクノロジーの世界へご案内!

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クラブカルチャー華やかなりし1990年代を知る世代なら、一度は憧れたことがあるに違いないDJ体験。その夢を手軽にかなえてくれるのが、“完全な”オールインワン・タイプのDJシステム「GODJ Plus」だ。A4サイズのコンパクトさにもかかわらず、本格的なパーティでの活用にも耐えうる高機能さが魅力だという。初心者でも楽しく遊ぶことができる、話題のDJシステムを体験してみた。

 

スピーカーまで内蔵。これ1台で、DJプレイに必要な機材がすべて揃う!

極論すれば「自分が好きな曲を順番に再生する」のがDJの基本。好きな曲をプレイリスト化してスマートフォンで再生する行為だって、立派なDJプレイと呼ぶことはできる。とはいえ、多くの人がイメージするDJプレイといえば、やはり曲と曲のピッチ(テンポ)をあわせ、まるでひとつながりの音楽に聞こえるような「つなぎ」のテクニックが不可欠だろう。

このようなDJプレイを行うためには通常、2台の再生機器(再生速度の調整が可能なターンテーブルなど)と音量を調整するミキサーを用意しなければならないのだが、最低限のセットを揃えるだけでも、それなりに費用がかかるし、何より機材を設置するスペースが必要になるのが難点。友達が集まるパーティでDJプレイを披露したいなら、これらの機材を持ち運ぶという面倒さも加わる。

そうしたDJプレイ実践を妨げる諸問題をすべてクリアしたのが、今回紹介するJDSound社の「GODJ Plus」(税込5万3784円)だ。最大の特徴は、スピーカーまで含めDJプレイに必要な機材のすべてをA4サイズの筐体に収めている点。バッテリー駆動にも対応しているので、アウトドアでの使用も可能になっている。

コンパクトという点でいえば、スマートフォンやパソコン向けに、テンポあわせやミキシングなどの機能を備えたDJアプリがリリースされているが、「GODJ Plus」はそうしたアプリに比べできることの幅も広い。なにより、曲同士をミックスする際に使用するクロスフェーダーやエフェクトのかかり具合などを調整するノブ類を実際に手で操作しながらプレイできるのが大きなメリット。使い勝手の良さだけでなく、「DJプレイをしている」という実感を味わえるのは、特にライトに愉しみたい初心者にとって魅力となるだろう。

 

A4サイズとコンパクトながら、スクラッチにまで対応する本格派

実際に「GODJ Plus」を使って、まず感じたのは見た目以上に多機能ということだった。クロスフェーダーを含む物理的なつまみ類で基本的なミキシングができるのはもちろん、左右にふたつ用意されている画面をタッチすることで、ループ(曲内の一定区間を繰り返し再生する。下の写真は「SHORT LOOP」モード)をはじめとする高度な操作を行ったり、特殊なエフェクトをかけたりすることができる。

特にユニークなのは、下の写真のように画面に表示されたレコードを指で「こする」ことで、いわゆる「スクラッチ」にも対応している点だろう。

ヒップホップDJが行うような高度なスクラッチをするには、さすがに無理があるものの、基本レベルのスクラッチやレゲエやロック系のDJが曲間のつなぎで使う「スピン(盤を高速回転させる技)」をする程度なら十分に対応可能。ホーンや歓声などプリセット音源も充実した簡易サンプラーも内蔵されているので、会場を盛り上げる“派手な”DJプレイをしたい人にもオススメだ。

 

手ぶらでプレイできるオートDJモードなど初心者向けの機能も充実

一方、DJ初心者にとって便利な機能もかなり充実している。なかでも、もっとも「初心者向け」といえるのが、勝手に曲を選んでDJプレイ風に再生してくれる「オートDJモード」だ。テンポが近い同士など、指定した条件の曲を選び、再生ピッチを調整しつつ適切なタイミングでミキシングしてくれる。好きな曲を集めるだけで良いので、ひとりで音楽を愉しみたいときにも、かなり使える機能だ。

通常のミキシングを行う際にも、スムーズな「つなぎ」を支援する機能が多数用意されている。特に欠かせないのが、写真のように画面上の「AUTO SYNC」スイッチをオンにするだけで、次に再生する曲のピッチやビート(拍子)の位置を、現在再生中の曲に合わせてくれる「オート・シンク」機能だろう。

この機能を使えば、おおまかに再生位置を決めておくだけでも、バッチリ曲どうしをつなげることができてしまう。ビートがしっかりしたダンス系の曲なら、その効果はかなりなもの。曲どうしが見事にシンクロしていると、クロスフェーダーを動かしているだけでも、かなり気持ち良くDJプレイができるはずだ。

飲み会や訪問客が増える年末年始に、集まりを盛り上げる役に立つのはもちろん、ひとりでDJプレイ楽しむのにも好適な「GODJ Plus」。とにかくこのサイズと価格で、DJプレイに必要なすべてを詰め込んでいるのが凄いところ。低音が効いた内蔵スピーカーの音質も、なかなかのものなので、多機能な音楽プレイヤーと考えれば、かなりお買い得なアイテムと言えるだろう。

文・ECDJ郎

 

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