2020.12.05
LEISURE

キャンプは寝床の妥協NG。達人が厳選する、快適なスリーピングギア

「失敗しないキャンプデビュー、基本の“キ”」とは……  

キャンプデビューしようと意気込むも、最初に購入すべきアイテムがわからない。テント? それともチェアとテーブル? いえいえ、まず必要なのは“寝床”です。

年間100回以上のキャンプをこなすスタイリストの平 健一さん曰く、「まず最初にスリーピンググッズを準備すべき」らしい。

確かによくよく考えてみれば、大自然の不慣れな環境で寝具の準備を怠ると、夜に安心して寝付くことができず、翌日に疲れが残って、楽しいキャンプが台無しになってしまうかも。

そこで、まずは平さんにキャンプ用のスリーピンググッズについて、目利きのポイントを押してもらった。

 

スリーピンググッズで見るべき「基本のキ」

その1:寝袋は快適性を重視せよ

「寝袋であれば何でもいいというわけではありません。季節や寒さによって、寝袋の耐性温度などをよくチェックしましょう。また、楽に寝るにはストレッチ性のあるタイプを選ぶといいですよ」(平さん)

その2:マットやコットはいいものを

「初心者キャンプの失敗あるある第一位は、マットがなかったり、地面の冷たさと凸凹で眠れなかったというもの。辛い経験をしてから、いいマットを買い行く人がほとんどです(笑)。なので、寝袋とともに、まずはマットやコット(簡易ベッド)を購入。そして、必ず良いものを買ってください。ただ、コットだけだと寒さや冷えは防げないので、夏以外はコットの上にマットを敷くことをオススメします」(平さん)

その3:枕にも気を使おう

「枕は、登山ならスタッフサックに洋服を詰めて代用したりもしますが、キャンプなら荷物を気にせず、エアで膨らむものや収納性の高いものを選ぶと、より快適な睡眠を取ることができます。購入後は一度、自宅のベッドで使ってみましょう」(平さん)

以上を踏まえて、アウトドア専門店「オレンジ」のマネージャー・堀西晃弘さんにオススメのアイテムをピックアップしてもらおう!

 

①寝具もナンガが安心=ナンガ「アルピニスト600」オレンジ別注

各1万5800円/ナンガ×オレンジ(オレンジ 0736-20-1329)

こだわりの羽毛でお馴染みのナンガのシュラフ(寝袋)は、長年キャンパーや登山家たちの睡眠を支えてきた。

「オレンジ別注のアルピニスト600は、羽毛ではなく化学繊維なので、ダウンと比較してやや重量が増えますが、それでもわずか1kg。お買い求めやすい価格ですが、-6℃まで対応できるので、極寒以外では大活躍。最初のシュラフにオススメです」(堀西さん)

さすがの防寒性で、冷えが気になる顔まわりにもドローコードを装備し、自在に絞りを調整可能。また、ファスナーは内外どちらからも開閉することができ、一部蓄光素材を使用しているので、暗いなかで使用するときも安心。

収納後のサイズも20×29cmと、コンパクトにまとまる設計も魅力的だ。

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②キャンプでもフカフカ枕が欲しい=サーマレスト「コンプレッシブルピロー」

各3080円/サーマレスト(オレンジ 0736-20-1329)

睡眠には掛け布団も敷き布団も大事だが、枕こそ睡眠の質を決める。やはり、キャンプ場にも枕は携帯しておきたい。

「キャンプ・車中泊などでも、快適な睡眠には枕が必須です。この枕はコンパクトに収納できて、携帯性にも優れているので、荷物に忍ばせておくと重宝しますよ」(堀西さん)

トレッカーやキャンパー用に作られたサーマレストの「コンプレッシブルピロー」は、超ソフトな寝心地を実現。ラグビーボール状に圧縮できるので持ち運びもしやすく、横になる際は頼りになる存在だ。

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③ベッドとチェアの二刀流=ハングアウト「アペロウッドコット」オレンジ別注

2万8930円/ハングアウト×オレンジ(オレンジ 0736-20-1329)

コットは外でのんびりくつろぐものと思いがちだが、テント泊に欠かせない存在だ。野外泊の場合、地面は想像以上に不安定で、仮にマットを仕様しても簡易的なものだと底冷えが避けられない。

「フロアレスのテントで睡眠をとるときには、コットをオススメします。睡眠時以外はベンチとしても使えるので、友達がサイトに遊びに来たときなんかもチェアの役割を果たしてくれます」(堀西さん)

家具メーカーが展開するアウトドアブランド、ハングアウトのコットは、フレームを組み、支柱にシートを通すだけの簡単設計。オレンジは、どんなサイトにも合わせやすいようサンドベージュで別注した。

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④自宅のベッド同等の快眠キャンプ=NEMO「ローマーエクストラロングワイド」

2万9700円/NEMO(オレンジ 0736-20-1329)

熟練キャンパーたちは口を揃えて「マットだけは妥協するな」と言う。どうしても初心者はBBQや焚き火などに興味関心が偏りがちだが、快適な睡眠環境の整備は、アウトドア遊びで最重視すべきファクターだ。

歳を重ねるにつれて、疲れも取れにくくなっていく。まずはしっかりとした寝床を準備することがキャンパーへの第一歩なのだ。

「ローマーエクストラロングワイドは、厚さ10.5cmの断熱材を肉抜き加工することで、包み込むような寝心地を実現しています。自宅ベッドと同等の寝心地で、快適に睡眠をとりたい方は必見です!」(堀西さん)

 

取材に協力してくれたのは……

アウトドアセレクトショップ「オレンジ」●定番商品からガレージブランドまで、アウトドアギアやアウトドアアパレルを豊富に取り揃える。コールマンやユニフレームなどの認定ショップでもあり、無料設営講習を実施するなど、玄人にも初心者にも優しいアウトドア用品専門店。

〒749-7113
和歌山県伊都郡かつらぎ町妙寺488-4

0736-20-1329
https://shop-orange.jp/ 

「失敗しないキャンプデビュー、基本の“キ”」とは……
空前のキャンプブーム。“今日から俺も!”と思いつつ、どこから準備すれば良いのやら。そんなビギナーでもきっと失敗しない、基本の“キ”をプロが伝授。
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市川明治=取材・文

# アウトドア# キャンプ# スリーピングギア
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