2020.11.15
LEISURE

プロが厳選するキャンプ用キッチンギア。ビギナーが買うならこの4種類!

「失敗しないキャンプデビュー、基本の“キ”」とは……  

第3回となる今回は、焚き火に勝るとも劣らないキャンプ最大の楽しみ、「キャンプ飯」に必要なキッチンギア編。

スタイリストの平健一さんにその心得を聞き、さらにアウトドア専門のセレクトショップ「オレンジ」のマネージャー、堀西晃弘さんに、初心者にもオススメのキッチンギアをピックアップしていただいた。

「テント」編はコチラ。
「焚き火台」編はコチラ。

キッチンギア選びで見るべき「基本のキ」

その1:収納性に優れているか

「キャンプは、テントや椅子だけでも大荷物。なので、料理アイテムは極力、コンパクトにまとめられるものを選びましょう。鍋やコップは割と嵩張るので、ちゃんと重ねて持ち運びできるものを選びましょう」(平さん)

その2:壊れにくいものを選ぶべし

「キャンプやアウトドアは過酷です。調理器具は強力な直火に晒され、かなりの負荷がかかります。なので、壊れにくさは大事なポイント。軍モノなどのミリタリー系ギアから選んでもいいかもしれません」(平さん)

その3:多少高いものは自宅でも使用できるものに

「細かいものは100円均一で揃えてもいいです。ただ、それだとやはりそれなりでしかないのも事実。少し値が張るものでも、自宅で使えるものであれば決して損はしないと思いますから、そのバランスは考慮しながら選んでみてください」(平さん)

それではさっそく、堀西さんに、オススメのキャンプキッチンギアをご紹介していただこう。

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①収納すれば一本のボトル状に!=スノーピーク「HOME&CAMPバーナー」

1万978円/スノーピーク(オレンジ 0736-20-1329)

まずは火の元。やはりいちばん便利なのはカセットコンロだ。スノーピークの「HOME&CAMPバーナー」は、自宅・キャンプの垣根を越えた使いやすさに定評がある。

「ご家庭で使用するものと遜色なく使用できるカセットコンロなので、火加減の調整などで調理を失敗することがありません。通常の物と違いコンパクトに収納できるので、持ち運びはもちろん、ご家庭での保管にも困りません」(堀西さん)

4つの支点で支えるので、大きめの鍋でもしっかり安定。また、収納するとボトル形状に収まるので、保存や持ち運びも考慮した設計となっている。

収納すればこんなにコンパクトに!

キャンプ飯、自宅での鍋パーティ、さらには災害時などにも活躍が期待できそうなアイテムだけに、持っていて損はないキッチンギアである。

 

②鍋類はセットでゲット。収納力も抜群!=ユニフレーム「Fan5DX」

1万5500円/ユニフレーム(オレンジ 0736-20-1329)

ユニフレームの「Fan5DX」はキャンプ飯のスターターキットとしては超有能なパッケージだ。

「最初にこれを買ってしまえば、ほとんどの料理がカバーできる、便利で使い勝手がいいセットです。大鍋にそれぞれのアイテムをすべて収納できるので、持ち運びも非常にコンパクトに行えます」(堀西さん)

セット内容はライスクッカー、フライパン、ステンレス大鍋、ステンレス片手鍋、メッシュバスケット(ザル)。4~5人分の調理をまかなえるキャパシティがあり、キャンプはもちろん、自宅での日常使いでも活躍する。

火加減の難しいライスクッカーは、米が炊き上がるとカタカタ蓋が鳴らすことで完成のタイミングを知らせてくれる。こういうギミックがビギナーにはありがたいのだ。もちろん、ご飯が内側にこびりつくこともなし。ほかの鍋類も簡単に手入れできるよう工夫されているのでご安心を。

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③夢の2口コンロを簡単に超コスパで=ユニフレーム「US-1900」

2万2501円/ユニフレーム(オレンジ 0736-20-1329)

「キャンプでも美味しい料理が食べたいので、コンロも2口は欲しいですね〜」なんてハードル高めの夢を簡単に描けちゃうのもビギナーの特権だ。そして、そんなワガママを手軽に叶えてしまうのがユニフレームである。

「これはカセットボンベを使用できる2バーナーです。ご家庭のガスコンロのような感覚で使えて、火加減調整も容易。アタッシュケース型に収納ができるので、持ち運びも楽チンです」(堀西さん)

カセットボンベを2本装着するだけで完成する2口コンロ。わずか3.9kgという軽さで、コンパクトな見た目ながら最大3900kcal/hのハイパワーを発揮し、高火力からとろ火まで火加減の幅も広い。自宅のキッチンのような使い勝手だから女性も安心して使用できる。

 

④キャンプを味わい深くする立役者=コールマン「ファイアープレイスケトル」

5981円(税込)/コールマン(オレンジ 0736-20-1329)

家では使わないようなギアを、ここぞとばかりに使う。それも非日常を楽しむキャンプの醍醐味のひとつである。家では電気ケトルでも、キャンプではこんなクラシックなケトルがたまらなく愛おしいのだ。

「ガスの火はもちろん、このケトルはそのまま焚き火にかけても使えます。常に焚き火にかけてお湯を沸かしておけば、必要なときにサッと使うことができるので、とにかくさまざまなシーンで重宝しますよ」(堀西さん)

焚き火の灰が入らないよう注ぎ口にはフタが付いており、お湯を注ぐときには水圧で勝手にフタが開閉。もちろん、高火力に晒しても安心な頑丈設計である。

ガス台で料理をしながら焚き火台でお湯が沸かせれば、大幅な時間短縮にも繋がる。後回しにされがちだが、あれと一気にキャンプのクオリティが上がる、縁の下のチカラギアなのだ。

 

取材に協力してくれたのは……

アウトドアセレクトショップ「オレンジ」●定番商品からガレージブランドまで、アウトドアギアやアウトドアアパレルを豊富に取り揃える。コールマンやユニフレームなどの認定ショップでもあり、無料設営講習を実施するなど、玄人にも初心者にも優しいアウトドア用品専門店。

〒749-7113
和歌山県伊都郡かつらぎ町妙寺488-4

0736-20-1329
https://shop-orange.jp/ 

「失敗しないキャンプデビュー、基本の“キ”」とは……
空前のキャンプブーム。“今日から俺も!”と思いつつ、どこから準備すれば良いのやら。そんなビギナーでもきっと失敗しない、基本の“キ”をプロが伝授。
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市川明治=取材・文

# キッチンギア# キャンプ
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