度々、旅。 Vol.17
2020.08.29
LEISURE

ワインリゾートでワーケーションしてみた! 仕事後は葡萄畑で優雅なアペロタイム

39歳、ワーケーション実践ルポ●1981年生まれ、一児の父、オーシャンズ世代ど真ん中のトラベルエディター伊澤慶一さんが、今話題の「ワーケーション」を体験。朝から晩まで遊んで働いた滞在記をレポートする!

「ワーケーション」とは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。旅先でテレワークを行い、仕事以外の時間に観光やバカンスを楽しむ、新しい旅行スタイルです。

最近色々なところで耳にしますが、実際にはどのような滞在になるか想像がつかない方も多いと思います。そこで、今回は僕が八ヶ岳で実践してきたワーケーションの様子をリアルレポート。

休暇ではないので「旅先で仕事もしなきゃ……」というより、「仕事しながら旅行もできてラッキー!」といった感覚で行ってきました(この感覚が非常に大事)。

山梨県の小淵沢にある「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」が今回の旅の舞台。
山梨県の小淵沢にある「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」が今回の舞台。

ワインリゾートでワーケーション!

さて、今回泊まるホテルは「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」。ワーケーション先として選んだ理由は、大きく4つありました。

①    「ワインリゾート」というコンセプト
②    テレワーク環境の充実ぶり&お得な「テレワークステイプラン」
③    30分単位で預けられる託児所の存在
④    都心から約2時間というアクセスの良さ

「リゾナーレ八ヶ岳」では、チェックイン時にすべてのゲストに検温を行い、カウンターにも飛沫防止パーテーションを設置。さらに、エレベーターのボタンにまで抗菌コーティングを行うという徹底した3密対策&衛生対策を取っていることも安心ポイントでした。

泊まった部屋はこちら!

「リゾナーレ八ヶ岳」を選んだ際にいちばん惹かれたのが「ワインリゾート」というコンセプト。
「ワインスイートメゾネット」に滞在。上にはソファもありくつろげる部屋が。

「リゾナーレ八ヶ岳」を選んだ際にいちばん惹かれたのが「ワインリゾート」というコンセプト。せっかくなので、「ワインスイートメゾネット」と名付けられた部屋に滞在。壁紙と家具はワインレッドで統一され、ワインセラーの中には「ドメーヌ ミエ・イケノ」をはじめとした稀少な日本ワインが10本以上セレクトされていました。

数種類のワイングラスやデキャンタなど、部屋でとことんワインを楽しめる環境が整っていて、ワイン好きの我々夫婦としては、夢のような空間です!

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早速オトーチャンはひと仕事、息子は……

メゾネットタイプの部屋は、上階は子供のプレイエリア、下階はオトーチャンの仕事場、
カフェ感覚のカウンターテーブルで仕事。はかどるはかどる。
メゾネットタイプの部屋は、上階は子供のプレイエリア、下階はオトーチャンの仕事場、
その頃息子は……上のフロアでのびのびタイム。

今回はワーケーションなので、テレワーク環境がホテル選びの大切な基準。メゾネットタイプの部屋は、上階は子供のプレイエリア、下階はオトーチャンの仕事場、とうまく分けることができるのが魅力です。部屋のWi-Fiの強度やスタンドライト、コンセント位置なども申し分なし。

ちなみに、ワーケーションはどうしても初日と最終日が移動日のためあまり仕事ができない(なので移動時間は短い方がいい)ので、できれば3泊以上するのがオススメです。リゾナーレは連泊すると割引になる「テレワークステイプラン」を用意してくれているので、そうした意味でもワーケーション向きと言えるでしょう。

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仕事のあとは葡萄畑で大人のアペロタイム

夕方、2時間だけ息子をナーサリー(有料)に預け、両親は「葡萄畑アペロ」へ。
夕方、2時間だけ息子をナーサリー(有料)に預け、両親は「葡萄畑アペロ」へ。

ひと仕事終えたところで、この旅で狙っていたアクティビティ「葡萄畑アペロ」へ。これは宿泊者&大人限定なので、息子は2時間だけナーサリー(有料)に預け、妻と参加してきました。

ホテルから車で10分ほどの「小牧ヴィンヤード」という葡萄畑に移動し、土や木々の香りを感じながらワインと軽食を楽しみます。
帝国ホテルでソムリエとして20年以上働いていた小牧さんが葡萄畑を案内。

ホテルから車で10分ほどの「小牧ヴィンヤード」という葡萄畑に移動し、土や木々の香りを感じながらワインと軽食を楽しみます。ワイン好きにはたまらない!

山梨・長野エリアにある「リゾナーレ八ヶ岳」は、地元のワイナリーと提携したり、こうした葡萄畑でのアクティビティを企画したり
ソーヴィニヨン・ブラン。有機栽培なので畑に生命力が溢れています。

日本有数のワイン生産地、山梨・長野エリアにある「リゾナーレ八ヶ岳」は、地元のワイナリーと提携したり、こうした葡萄畑でのアクティビティを企画したりして、「日本初のワインリゾート」というコンセプトを明確に打ち出しています。

「アペロ」とは「アペリティフ(食前酒)」の略で、夕食前に軽くお酒とおつまみを楽しむ
見学後、お待ちかねのテイスティングタイム。あー、おいしい!

「アペロ」とは「アペリティフ(食前酒)」の略で、夕食前に軽くお酒とおつまみを楽しむ、“ちょい呑み”のこと。ワイン好きにとって、仕事のあとにこんなアペロが待っていたら、俄然仕事も頑張れますよね。

仕事以外の時間に自分がいかにリフレッシュできるかが、ワーケーションを楽しむポイントです。

小牧ヴィンヤードは有機栽培で葡萄を生産しており、品種によって委託醸造先を分けている
続いてメルローをチーズ&フルーツとともに。夕食前にちょうど良いボリューム。

小牧ヴィンヤードは有機栽培で葡萄を生産しており、品種によって委託醸造先を分けているそう。このメルローは、地元山梨で100年以上ワイン生産を続けている老舗のルミエール社が醸造。自然派ワイン特有のミネラル感と優しさが口の中に広がり、非常に好みなワインでした!

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日本ワインとイタリア料理のマリアージュで1日の終わりを味わう

夕食は家族3人でメインダイニングのイタリア料理「オットセッテ」へ。八ヶ岳の旬な野菜を使ったメニューは、ディナーコースのみ(1万2100円)。さすがはワインリゾート、ワインリストもとことん日本ワインにこだわっています。

夕食は家族3人でメインダイニングのイタリア料理「オットセッテ」へ。
奥行き12mのワインセラーには約2000本のワインが常時ストックされているそう。
山梨県産の甲州を使った「キザン・スパークリング」など、グラスでも日本ワインが充実。
山梨県産の甲州を使った「キザン・スパークリング」など、グラスでも日本ワインが充実。

コースの各メニュー名は象徴的な言葉がそえられ、説明書きは食材のみなのがオットセッテ流。メニュー名「Orto(オルト:イタリア語で菜園)」で詳細は「野菜」のみ。

出てきたのは地元産を中心とした25種類の野菜にカンパチのカルパッチョや蒸した鳥モモ肉などが添えられ、まるでパレットのように鮮やかな前菜サラダでした。

食材のみなのがオットセッテ流。メニュー名「Orto(オルト:イタリア後で菜園)」で詳細は「野菜」のみ。
絵の具のように塗られたソースも黄色ズッキーニやキャベツなど野菜ベース。

料理はどれも芸術のように美しいものばかりで、ほかにも前菜「Natura(ナチュラ:イタリア語で自然)」では「水」をイメージしたニジマスのマリネ、「大地」ニンジンのムース&生ウニ、「森」鹿肉のサルシッチャなど、どれも繊細で複雑味を持った日本ワインにマッチした料理ばかり。とことんワインとのマリアージュを楽しみました。

これにて初日は終了。今夜はもうほろ酔いですが、明日はしっかり仕事します!

夜はヨーロッパの旧市街を思わせる幻想的な雰囲気に。
夜はヨーロッパの旧市街を思わせる幻想的な雰囲気に。

星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳
住所:山梨県北杜市小淵沢町129-1
電話:0570-073-055
https://risonare.com/yatsugatake

 

伊澤慶一●1981年生まれ、子持ち。出版社勤務時代には『地球の歩き方』を始め、NY、LA、パリ、ベルリン、モロッコなど世界中のガイドブックを制作。

伊澤慶一●1981年生まれ、一児の父。出版社勤務時代には『地球の歩き方』を始め、NY、LA、パリ、ベルリン、モロッコなど世界中のガイドブックを制作。60カ国以上の渡航歴を持つが、いちばんのお気に入りはハワイ。最新の著書『最高のハワイの過ごし方』(ダイヤモンド・ビッグ社)も絶賛発売中。

# ワーケーション# ワインリゾート# 八ヶ岳# 度々、旅。
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