厳“泉”露付 Vol.5
2020.02.11
LEISURE

癒やしの露付きに炎あり! 湯上がり時間まで隙なしの暖炉・囲炉裏付きの宿

厳“泉”露付き●冬といえば温泉。寄る年波には勝てず、冷えに敏感になってきたらなおのこと。気になるのは、プライベート感満載な露天風呂付きの温泉宿=“露付き”である。オーシャンズが厳“泉”した露付きをFor 湯〜♨

露天風呂でまったり過ごせる露付きの宿だが、湯上りでポカポカになった心と体を、さらに癒やしてくれる“炉”付きの露付きがあるらしい。

「焚き火やランタンの灯火、何故だか人って炎の近くにいると心が落ち着きますよね。ということで、じわっと柔らかく温める『囲炉裏がある露付き』と、パチパチと薪が燃える『暖炉がある露付き』なんていかがでしょう」と一休.comが運営するWebマガジン「一休コンシェルジュ」で事業部長を務める石川愛里さん。

それでは石川さん、ご案内よろしくお願いします!

この人に聞きました!  

石川愛里さん●「一休コンシェルジュ」メディア事業部長。一休.comサイト内のWebマガジン「一休コンシェルジュ」で、編集者として日々旅にまつわる素敵な情報を発信する。年間50軒以上の旅館やホテルを巡りながら、自ら取材・執筆も行う。好きな言葉は「非日常」。

 

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5000坪の敷地にある“囲炉裏部屋”
〜つつじ亭(群馬)〜

「まずは、5000坪もの敷地にわずか10室という、贅沢を極めた和風料亭旅館です。ここの『離れ家 右近の棟』の特別室には、囲炉裏付きの部屋があるんです。しかも、効能豊かな草津の湯が源泉掛け流しで引かれる半露天風呂まで楽しめるんですよ」。

広大な敷地を持つ「つつじ亭」。自然に寄り添った趣ある宿。

「日本一の名湯と名高い草津温泉。その効能は“恋の病以外効かない病はない”と言い伝えがあるほど。つつじ亭の温泉は、草津温泉のシンボル、湯畑と万代、2つの源泉から湯を引いています。特に湯畑の源泉は、pH2.1という日本屈指の強酸性。釘を数日で溶かしてしまうほどの湯ヂカラが特徴です。ヌルっとしつつピリッとした湯は、殺菌効果が高いんです」。

日本三大温泉のひとつ草津温泉。そのシンボル「湯畑」は、毎分4000リットルの温泉を涌出。
こちらの半露天風呂では殺菌効果の高い湯畑源泉が楽しめる。ちなみに大浴場には万代鉱源泉が引かれているため、2種類の湯に浸かることができる。

特別室の囲炉裏付きの部屋がこちら。掘りごたつ風にアレンジされた囲炉裏部屋のほか、2つの和室やサンルーム、そして草津の美しい自然が眺められるベランダがある

囲炉裏部屋では、昼なら、ゆったりとお茶を、夜ならまったりとお酒を味わうのが乙。パチパチと弾ける炭を眺めながらチビチビやる時間の贅沢さは大人の専売特許。「なんかやってなきゃ落ち着かない」若者にはわからないものだ。

囲炉裏がある「特別室 囲炉裏の間」。

そして食事も、まさに大人が喜ぶ内容。

「料亭旅館ならではの懐石料理は、美味しいことは言うまでもないですが、華やかな彩りや器も素敵なんです。日本の良さを徹底的に満喫できますよ」。

月替わりの、旬が詰まった料亭旅館の絶品料理の数々。

広大な敷地のなかには、宿泊者に開放されている談話室もあり、石川さんは「ここもオススメなんです!」という。「静かに音楽が流れていて紅茶のサービスが受けられるのですが、本当に落ち着けますよ。湯上がりや食後に、みなさん、まったりされています」。

中央に暖炉を配置した談話室は、ほっこり落ち着く空間。

全方位的に癒やしをくれるつつじ亭。まったりと時間を過ごす宿として申し分ない存在だ。

つつじ亭
住所:群馬県吾妻郡草津町639-1
電話番号:0279-88-9321
露付宿泊料:6万2720円〜 ※2名1泊2食付き
予約はコチラ

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1/fゆらぎが湯上がりも癒やします
〜箱根リトリート villa 1/f(神奈川)〜

箱根・仙石原にある「箱根リトリート villa 1/f(ワンバイエフ)」は、四季折々の景色と客室に付随する温泉が楽しめる。

「宿名にある『1/f』を見て、もしや?と思った方は鋭いです。これは、リラクゼーション効果をもたらすとされるゆらぎの意味。癒やしを期待せずにはいられないネーミングですよね」。

露天温泉風呂付きプライベートヴィラは、全棟意匠が異なる仕様。

仙石原の豊かな森に囲まれた水辺に佇む11棟のログハウスにはすべて、露天温泉と暖炉が付いている。つまり、湯が流れる音、暖炉の火、風にそよぐ木々といった、1/f=ゆらぎを出すとされるものに囲まれたプライベート空間なのだ。

ウッディーで落ち着いた雰囲気の室内。暖炉を囲みほっこりした時間を味わおう。

温泉に来たとき、いちばん長く過ごすのは当然、客室。暖炉が空間全体を温めるこちらでは、冷え知らずの湯上がりタイムが過ごせるはずだ。なんならテレビもないので、本格的に日常から自分を隔離することもできる。

石川さんによれば、「露天温泉スイートの6号棟は、天井に天窓が設けられているので、ベッドに寝転びながらロマンチックな星空も楽しめます」とのこと。

もう、言うことないじゃないか。では、主役の温泉はどうなのか?

露天風呂からは、自然の音や星空が楽しめる。

「部屋の露天風呂はヒノキ製で、箱根十七湯のひとつ『強羅温泉』が引かれている。湯船に浸かれば、ヒノキの香りに包まれながら、仙石原の自然による森林浴もできますよ。あ、あと、チェックアウトが12時まで、というのも嬉しいですよね。癒やしの時間をゆっくりお過ごしくださいませ」。

箱根リトリート villa 1/f (ワンバイエフ)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1286-116 
電話番号:0460-83-9090
露付き宿泊料:6万8940円〜 ※2名1泊2食付き
予約はコチラ

さーて、みなさんが「行ってみたい!」と思った“炉”付きの露付きはどっち? 

 

岡本卓大=写真 北村康行=取材・文

# 一休.com# 囲炉裏# 暖炉# 温泉# 温活# 露付
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