2021.05.23
FASHION

編集長の“ボロボロのビルケン”を、噂のマイスタールームに持ち込んだ結果……

「10年選手のビルケン。傷んでしまったけど、気に入っているし、まだ履き続けたい」。

そんな悩みを抱え、ビルケンシュトックの新宿店を訪れたのは、オーシャンズWeb編集長の原 亮太。

マイスタールームでは、パーツ交換やソールの張り替えといった「リペアサービス」から、アッパーのケアをする「レザートリートメント」などを提供する。

向かう先は、昨年5月、同店に導入された「マイスタールーム」だ。

熟練の職人(=マイスター)が依頼者のフットウェアの悩みをカウンセリングし、リペアするサービスである(詳細はこちら)。

で、持ち込まれたのが、原が約10年前に購入したビルケンの定番モデル「チューリッヒ」。

オーシャンズ Web編集長・原亮太のビルケン
珍しいパープルのスエードと、当時は少なかった黒いフットベッドが気に入っていた。

相当気に入って履き込んだようで、汚れが目立ち、フットベッドのラインニングも剥がれ、アウトソールはコルクまで削れ、ひと言で言えばボロボロ。

身内のことながら、よくぞここまで履き込んだものである。

リペアの希望について原は「経年変化の出たスエードの味は残したいんすよ! でも、ソールは新品級にしたい。だって、今のままでは人前で脱げないんで……」。

ここまでダメージが進行する前に手は打てなかったのか、と思うが、時は戻せない。早速マイスターに相談だ。

担当してくれたのは、ビルケンシュトック専属のマイスター、前川 雄さん。
ビルケンシュトック専属のマイスター、前川 雄さん。

担当してくれたのは、ビルケンシュトック専属のマイスター、前川 雄さん。この道で十数年ものキャリアを積んできた、リペアのスペシャリストだ。

まずはサンダルの状態をチェックして、専用のブラシとヤスリでストラップを磨いていく。

仕上げには、ドイツ発のレザーケアブランド「コロニル」のバンブーローションをプッシュ。

ここまでの流れは、「マイスターズトリートメント」と呼ばれる新宿店限定のサービス。通常のレザートリートメントとは異なる方法で、レザーの艶出しを行ってくれる。

もくもくと作業を進めてくれるが、肝心のリクエストに対する返答がない。果たして“上はそのまま、下は入れ替え”リペアはできるのか? ここで、前川さんが口を開く。

「リペアには少々時間をいただきますが、仕様を決めていきましょう」。

アウトソールの張り替えは、4色からセレクト可能。

結論から言えば、“上はそのまま、下は入れ替え”のリペアはできる。しかし、パーツの取り寄せや特別な技術が必要なので時間はかかる、とのこと。ということで、前川さんと相談しながら、

・コルク部分が剥き出しになるほど削れたアウトソール=同じ白の新品に張り替え
・めくれたフットベッドのライニング=同じ素材はないので伸ばして再接着

ということに。そして約1カ月後――原の元に戻ってきたのがコレだ。

左がリペア前、右がリペア後の写真。

めくれていたライニングは見事にもとに戻り、油分などの汚れによるテカテカもなくなった! ツルッとしていた肌触りもサラッと爽快に。見えない部分までアップデートされていた。

カサカサだったサイドにも潤いが戻っている。

ストラップは全体の汚れを落としつつも、経年変化ならではのシブイ風合いは残っている。

続いては、アウトソールを見てみよう。

以前は、踵部分が剥がれ落ちてコルクが丸見えだったが、張り替えによって新品の状態へと復活!

横から見ても新品のように綺麗になった。

マイスタールームでは、このほかにもコルクのケアからリベット、バックルの交換(550円〜)まで、依頼者の悩みに応じた修理を行ってくれる。

そういえば2017年には、「黒ずんだビルケンを新品みたいにするサービスを試してみたい!」という記事も人気だったっけ。

お気に入りのビルケンのダメージ問題でお悩みの諸兄よ。熟練マイスターによる“リペアマジック”で、今夏、ベテランを一軍に復帰させられるかもよ?

 

[店舗詳細]
ビルケンシュトック新宿
住所:東京都新宿区新宿3-36-14カワノアネックス1F・2F
電話:03-5919-3369
営業:11:30〜20:00

# サンダル# ビルケンシュトック
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