春のお宝探検隊 Vol.2
2021.04.17
FASHION

ビームスをハシゴして見つけた掘り出しモノ4選。一期一会の別注品も見つけた!

「春のお宝探検隊」とは…… 

アメカジ世代を支え続けているセレクトショップの雄、ビームス。今回は、ビームス 原宿とビームス プラス 原宿をハシゴでショッピング!

改めて思ったのは、いつ足を運んでも決して飽きさせず、時に懐かしさを、時に新鮮さを届けてくれる、今なお頼もしい味方だってことである。それじゃ、さっそくレッツゴ〜。

突撃した店は……

ビームスの創業の地、原宿にて時代に沿った“スタイル”を提案。1階では現在進行形で推しのコレクションやアイテムを展開。2階にはアウトドアを中心とした機能的ウェアやシューズが所狭しと並ぶ。

ビームス 原宿
住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7 1・2F
電話:03-3470-3947
営業:11:00〜20:00
無休

www.beams.co.jp

①奇跡のポロ ラルフ ローレン別注との出合い

――あ! “ラルフ”のコーナーがある。

松下 いらっしゃいませ! こちらはビームスがポロ ラルフ ローレンへ別注したシリーズなんですよ。

接客してくれたのは……

松下 圭さん(ビームス プレス)●メンズカジュアル部門を担当し、メディア対応から企画の運営、自社のSNS配信にも携わる敏腕。
Tシャツ1万1000円、ショーツ1万1000円/ともにポロ ラルフ ローレン フォー ビームス(ビームス 原宿 03-3470-3947)

――すごく懐かしい。絶対知ってる。でも別注なんですもんね。

松下 実はこちら、’90年代から2000年代初頭にかけて使われていたポロ ラルフ ローレンのショッパーを、初めて洋服に落とし込んだコレクションなんです。

――どうりで!

松下 ネイビー×ゴールドの配色が懐かしいですよね。ショッパーはブランドイメージを端的に伝えるアイコンですから、それをアイテムに落とし込むのは老舗であればあるほどハードルが高いと思います。

――めちゃめちゃレアじゃないですか。え〜と、Tシャツに、ショーツに……バッグも。

バッグ9900円/ポロ ラルフ ローレン フォー ビームス(ビームス 原宿 03-3470-3947)
キャップ9900円/ポロ ラルフ ローレン フォー ビームス(ビームス 原宿 03-3470-3947)

松下 今回はキャップとトートバッグ、ソックスも含めた5アイテムで展開しています。どれもポロ ラルフ ローレンの定番モノをベースにしていますね。

――5アイテム。くぅ〜、悩ましい。

松下 細かいところですが、「Polo」と「Ralph」の間にポロポニーロゴの入ったネームも、当時のものを再現しているんです。

――アツい!

松下 メンズのファッションカルチャーにおいて、ロゴはキーになりますよね。それは、ロゴによって年代が見分けられ、付加価値が付く古着シーンでも証明されています。

――たしかに。

松下 これらのアイテムは、今回買い逃したらおそらくもう二度と出合えでしょうし、個人的には歴史的な別注だと思います!

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②スニーカーの次なるトレンド発見?

――じゃあ、スニーカーはどうでしょう。オススメは?

松下 それなら、面白い一足がありますよ。いわゆる「ミュール・スニーカー」って知ってます?

「別注 RX SLIDE3.0」9900円/サロモン×ビームス(ビームス 原宿 03-3470-3947)

――ん? サンダル?……の割にはしっかりしているような。

松下 簡単に言うと、かかとがないスニーカーですね。ここ最近、さまざまなブランドから出ています。これはサロモンがリカバリーシューズとして提案している「RX SLIDE 3.0」というモデルに別注したものです。

――なるほど。

松下 スポーツ前後に足へ負荷をかけないよう履くリカバリーシューズは、ファッションから遠い存在でしたけどね。最近は状況が変わってきています。

――リカバリーサンダルはたくさん出てきましたよね。

松下 そうですね、シューズよりサンダルのイメージがあるかもしれません。サロモンのシューズは、ランウェイの足元に採用されたことで、ファッションとして市民権を得たと思います。その後、この「RX SLIDE 3.0」にパリのセレクトショップ「ザ・ブロークン・アーム」が別注し、注目度はより高まりました。

――ミリタリーテイストのカラーがいいですね!

松下 しかも、左右非対称の配色に“ビームスらしさ”を込めています。

――実際、履いてみるとどんな感じに……。

松下 では、履いてみるので見てみてください。

――斬新!

松下 飛行機の機内や旅先での散策にも最適ですね。ソックス選びなどもこだわるといいと思います。

――オフィスシューズにもいいかも。

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③大好物のアメカジシャツ。その別注ポイントは……

――あと、春らしくサラッと羽織れるアイテムなんかも見たいですね。

松下 でしたら、ピームス プラス 原宿にいいものが入ってますよ。見てみます? 徒歩30秒の場所にあるので。

――ぜひ!

30秒後……

永年着られる飽きのこない本物の男服”をコンセプトに、次世代へと続くカジュアルウェアのオーセンティックを追求するセレクトショップ。

ビームス プラス 原宿
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-12 1F
電話:03-3746-5851
営業:11:00〜20:00
無休

www.beams.co.jp

「別注 インディゴ チェックシャツ」各2万3980円/レミ レリーフ×ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)

――これはまた素敵なチェックシャツ!

松下 レミ レリーフに、ビームス プラスが別注をかけたアイテムです。

――インディゴのチェックかぁ、男心をわかってるなぁ。

松下 インディゴ染めによる別注は過去にもいろいろやっていますが、今季は生地から一緒に作らせてもらいました。インディゴ糸を交錯させたところの色がより濃くなるように仕上げています。

――こっちはイエローの挿し色がいい感じ♪

松下 これひとつ入るだけで華やかさが加わりますよね。どちらもウォッシュ加工を入れ、風合いの良さと柔らかさを出しました。

――うわっ、これは欲しいな(笑)。

松下 シルエットは、普段、皆さんが着慣れているようなジャストフィット。なのでインナーとしても重宝すると思いますし、着込んでいくほどに褪色して自分色になっていきますね。

――育てる楽しみもあるわけですね。旬のカーゴパンツとも相性が良さそう。

松下 カーゴパンツなら、とっておきの一本がありますよ。こちらは是非、看板スタッフの藤井ちゃんより紹介させてください(笑)。

――藤井ちゃん?

ビームス プラス 原宿スタッフ、藤井洸太さん。ニックネームは「ぽっちゃりアイビー」とのこと。

藤井 どうも、藤井です(笑)。

――キャラが立ってますね(笑)。笑顔も素敵です!

藤井 ウリにしてます(笑)。おすすめはこちらのパンツですね。

1万9800円/サージュデクレ×ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)

――ほうほう。

藤井 サージュデクレの別注カーゴパンツです。昨年の春夏には細身のカーゴパンツを、秋冬にはゆったりしたテーパードシルエットのパンツを製作したのですが、どちらもすごく好評で。ならば今度はそれらをいいとこ取りして、ゆったりテーパードのカーゴパンツを作ってみようということで完成しました。

――いいところを突きましたね!

藤井 ずばり、キモは美シルエットです。一見、オーセンティックなカーゴパンツですが、はくとスッキリ見えます。サイドポケットのマチを控えめにするなど、主張し過ぎていないところもポイントですね。

――あっ、しかもウエストはゴム入りなんだ。

藤井 前からだと分かりづらいのですが、裏を見るとシャーリング仕様になっているので、ウエスト周りがかなりラクなんです。体重100㎏オーバーの僕のことも受け止めてくれますから。

――そのボディと笑顔で言われると、説得力ありますね(笑)。

藤井 イージーパンツに見えないのに、はき心地はイージー。美シルエットを追求しているからこそ、はきやすさにもこだわりました。しかも股上が深いので、よりラクにはくことができます。

――そこ、大事ですよね。

藤井 色はブラックも用意しているので、白T一枚でもサマになりますよ。カーゴは土くさ過ぎると倦厭している人でも手に取りやすいですし、もちろん、武骨さが好きな人でも気に入ってもらえると思います。

誰もが一度は通ったアメカジも、単なる懐古主義で終わらせない。過去の想いはそのままに、錆び付いた印象に見せないアイテムの数々は実に頼もしいじゃないの。

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「春のお宝探検隊」とは……
このご時世、ネットショッピングはもはや当たり前。でも、実物を見られないのはちょっと歯痒い。ならば、我々が実店舗に行って、見て、選んで、試そうじゃないの、春の注目アイテムたちを。さぁ、お宝はどこじゃ〜!
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佐藤 裕=写真 菊地 亮=取材・文 

# ビームス# ラルフ ローレン# アメカジ# ビームス
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