「春のお宝探検隊」とは……いつも驚きと新鮮さを届けてくれるユナイテッドアローズが、次の一手を仕掛ける――。
そんな情報を聞きつけて集まった数はおよそ400人。感染症対策を徹底しつつ、オープン当日は大変なにぎわいだったとか。
そんな、今HOTな新レーベル「コティ ビューティ&ユース」の売り場へ、いざ!
①鉄骨メーカーが初めて作った焚き火台
――さてさて。おすすめのアイテムなんでしょう?田中 いらっしゃいませ。ちなみに、これまでキャンプ経験は?
接客してくれたのは…… ――ヘビーなキャンパーではないのですが、サラっと楽しんでます。田中 なるほど。そんな方でも楽しめるアイテムが揃っていますよ! こちらの焚き火台とか。
――これまた珍しいかたち。田中 フレームスというブランドで、取り扱い店はそんなに多くないと思います。名古屋の金属部品を製造するナガサキ工業がクラウドファンディングで初めて作った焚き火台で、ソロキャンプにももってこいのサイズ感。わずか3種のパーツで構成されたシンプルな作りも扱いやすいと思います。
――鉄の質感がいい感じ。田中 しかもこちら、全部分解できてコンパクトにまとまるんです。
――ふむふむ……。田中 この通りです。
――ブックスタンドみたい! でも、L字だと積み込む際にかさばりません?田中 実は意外と場所を取らないんですよ。空いたスペースにテトリスのようにすっぽり収まりますから(笑)。付属のバッグも付いているので、持ち運びも便利です。
②「食パンは1枚が丁度いい説」なホットサンドメーカー
――そういえば、ペグハンマーも探してたんですよ。これなんかいいなぁ。田中 ……えーっと、こちらはホットサンドメーカーですね(笑)。
――えっ!(汗) で、でも、ちょっと小さくないですか?田中 ホットサンドメーカーは食パンを2枚重ねた状態で焼くのが一般的ですが、これは1枚の食パンを半分に折りたたんで焼くんです。
――食パン2枚って、結構ボリューミーですもんね。田中 こちらは「4w1h」という、新潟の燕三条を拠点にするメーカーのアイテムです。朝の胃袋はそこまで活発じゃありませんよね。そこに焦点を当て、リアルな経験則に基づいて作られたものなんです。
――普通は「5W1H」ですよね? Wがひとつ少なくない?田中 Where(どこ)がないんです。使う場所は問わない、という意味が込められているようです。――コンセプトが洒落てるなぁ。田中 それなら、こちらも負けてないと思います。
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