スウェットは真っさらなキャンバス、描かれているのはグラフィックという名のアートだ!
そこで、感度の高いブランドが注目する国内外の“芸術家”を紹介しよう。
「サタデーズ ニューヨークシティ」
背面に描かれているのは、サタデーズ ニューヨークシティのオーナー、コリン・タンストールの妻でありペインティングアーティストのフィリピーヌ・デゥ・リシュモンさんが描いた作品。パリ生まれの彼女にちなみ、前面のブランド名は仏語に。
「キヨナガアンドコー」
ソフの代表・清永浩文さんによるパーソナルプロジェクト「キヨナガアンドコー」にて、2度目のタッグを組むのが福岡を拠点とするアーティストKYNE。1980年代の大衆文化を独自に解釈することで生まれた美人画を収める。完売必至!
「バンクス ジャーナル」
iPadを使い作品を生み出す日本人アーティストDunkwellがオーガニックコットン製のボディに表現したのは、カタカナによるタギング。そこには和でも洋でもなく、ストリートアートの雰囲気が漂う。
「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ」
アメリカで古くから親しまれているポート&カンパニーのボディ。そこに採用されたのは、前衛的なカットアップテクニックを得意とするグラフィックデザインチームであるバイアス・ドッグによる近未来的なコラージュ作品だ。両A面な一着。
竹内一将(STUH)=写真 松平浩市、中北健太=スタイリング 安部 毅、礒村真介(100miler)=文