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2021.04.25

ファッション

心地よいスウェットの素。極上を生む4ブランドのこだわり素材解説

コットン、キュプラ、ラグジック。柔らかくふんわりとした着心地を生み出してくれるこれらの素材を、それぞれのブランドがこだわりの製法で作るスウェット。極上の一着とはまさにこの事か。
 

「スリードッツ」

極上のスウェットを求めて。最重要事項である心地良さの“素”に迫る
1万9800円/スリードッツ(スリードッツ青山店 03-6805-1704)
柔らかなコットンを使用したフレンチテリー生地にバイオ加工を施した、起毛を抑えふんわりとした仕上がりが最大の魅力。
製品染めによるフェードカラーに加え、フロントのカンガルーポケットやドロップショルダー、袖や裾口のカットオフ処理もリラックス感を強調する。
 

「ジェームス パース」

2万3100円/ジェームス パース(ジェームス パース 青山店 03-6418-0928)
米国西海岸の空気感をセンス良く表現するブランドの定番スウェットパンツに加わった新色の黒。甘く編み上げたコットンの裏毛素材が肌触り抜群なのだ。
 

「フィル ザ ビル」

2万8600円/フィル ザ ビル(フィル ザ ビル マーカンタイル 03-6450-3331)
コンセプトを設けず、素材・縫製・シルエットからスタンダードな服作りを追求する。そんなブランドからは、ポリエステル×キュプラ×コットンの独自素材を使い、柔らかくふわりとして、かつ丈夫で独特な落ち感を生む吊り編みによる裏毛のスウェットを。手編みのかぎ針編みリブに作り手の温もりが伝わる。
 

「ビズビム」

3万800円/ビズビム 03-5468-5424
デザイナー中村ヒロキのこだわりが色濃く表れる素材「ラグジック」。ニューメキシコ州の気候と土壌に育まれた超長綿、これは海島綿の優れた特質を受け継ぐ品種で、上質な光沢と柔らかな肌触りが最大の魅力だ。
 
竹内一将(STUH)=写真 松平浩市、中北健太=スタイリング 安部 毅、礒村真介(100miler)=文


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