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2021.04.04

ファッション

あらゆる気温に対応する重ね着術。季節の変わり目に効く4月の種カジ

リラックスしているのに大人っぽい「種カジ」とは……
ーー春本番とはいえ、急に寒くなることも多い時季。一日単位でも、一週間単位でも、寒暖の差があって、服選びが難しいですよね。
服選びが難しいこの季節。余寒を乗り切る、種カジ流“英国カントリー”スタイル
「寒いからといって、重量アウターを選ぶと街で浮いてしまう。重ねても重く見せずに大人らしく見える、英国カントリー調が気分です」。
ーー羽織っているのは、ラベンハムのコートですか? ロング丈が珍しく感じます。
「東京・青山のセレクトショップ、レショップで偶然見つけました。丈感に加え、ダブルブレストのフロントにもヒネリがある。
ビジネスシーンで人気の腰丈タイプは定番すぎて敬遠していましたが、これには遊び心を感じてひと目惚れ。着込まなくても保温性があり、キルティングなので軽やかに見えます」。
ーー中に着ているのはセーター……ですか?
「実は、サーマルのロングTシャツにニットベストの重ね着です。長袖ニットでは暑すぎるので、この組み合わせがちょうどいい。首元のクルー×クルーの組み合わせで、野暮ったく見えないところもお気に入り。この季節に特に活躍する重ね着テクニックです」。
ーー英国風といえばキャスケットにもその風情が漂っています。
「小物も含め英国テイスト満載。そこに、すっきりとしたシルエットのマインデニムのブラックコーデュロイパンツを取り入れました。カントリー調を取り入れながらも、都会的な装いに仕上がっていると思います」。
ーー種カジ流英国カントリーな着こなし術で、厳しい余寒を乗り切れる“予感”?


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