欲求不満はファッションで全解放せよ!! 「感動の服」特集 Vol.4
2021.03.04
FASHION

業界人の感動コート8選。本人たちの推薦文とともに見ていこう

寒さの残るこの時期に活躍するものから、春先まで着られるスグレモノまで。

このコートに感動した!と業界人たちが太鼓判を押す逸品をご紹介。これは必見です。

 

「ケープハイツ」

軽く、しなやかなリップストップのナイロン混ポリエステル製。フードとフィッシュテールはドローコードで調整でき、防風対策は完璧。3万8000円/ケープハイツ(グリニッジ ショールーム 03-5774-1662)

推薦人
俳優、モデル 平山祐介さん(50歳)
人気俳優であり、オーシャンズの看板モデルとしても活躍。バイク、格闘技など趣味も多彩で、もちろんファッションにも一家言あり。

タフなリップストップ生地で作られていて、耐水性があるうえに軽量。天候が不安定な春先などは特に重宝するから、常時車に積んでいます。

ロング丈のモッズコートですが、フィッシュテールがドローコードで調節でき、裾のバタつきを抑えられるのでバイクに乗るときも邪魔になりません。ポケットの位置や付き方もなんだかちょうどいい!

 

「ヴェイランス」

防水、防風、伸縮性に優れるゴアテックスの3層レイヤー「Cニット」を採用。テーピングシーム構造で軽量化を実現し、収納力の高いポケットも内外に装備。11万5000円/ヴェイランス(アークテリクス/アメア スポーツ ジャパン 03-6631-0833)

推薦人
スタイリスト 石黒亮一さん(49歳)
スタイリスト野口強氏に師事し、2000年に独立。以降は数多くの雑誌、広告媒体をはじめ、アーティストのスタイリングでも活躍。

普段、アウトドア系の服は敬遠気味なのですが、これはいいなと。高い機能性に主軸を置きつつ、それを感じさせないほどの都会的でシンプルなシルエット。

光沢を抑えた素材感もスポーティに傾きすぎず、非常にバランスがとれたプロダクトだと思います。

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「サイベーシックス」

ポリエステルとナイロンを混紡し、高密度に織り上げ製品染めを施した生地を使用。ミリタリー感漂うディテールが随所に見られるバルマカーンコート。7万1000円/サイベーシックス(マスターピースショールーム 03-5414-3531)

推薦人
アマン 取締役 藤井尚志さん(52歳)
20年以上ファッションブランドのエージェント業務に携わり、数々のブランドを日本に紹介。昨年、自身のYouTubeチャンネルも開設。

同じ素材のブルゾンを持っていて、使い勝手が良かったので昨年の秋にコートも購入。大きすぎないサイズ感が何にでも合わせやすくて気に入っています。秋から冬はもちろん、スプリングコートとしても着られると思います。

サイの定番アイテムとして以前から知っていたのですが、本当に買って良かったです。これからもどんどん着ていきます。

 

「ザ・ノース・フェイス」

スマホやタブレット端末を収納できる都市生活での実用性と、アウトドアユース対応の高機能を両立させた「ガジェットハンガーコート」。6万2000円/ザ・ノース・フェイス(ザ・ノース・フェイス スタンダード 03-5464-2831)

推薦人
スタイリスト 宮島尊弘さん(50歳)
10年前より東京&葉山のデュアルライフを送り、休日はサーフィンなどに興じるアクティブ派。自身のブランド、ロットワイラーも絶好調。

「ゴアテックスだから、とりあえず便利かな」と思って購入し、気付けば10年選手。当初は愛犬の散歩、そのうちにバイクに乗るとき、サーフィンへ行くとき、近年は小雨や風の日などに街でも着るようになり、どんどん活躍のシーンが広がっています。

また、そもそもがトレンド視点ではなく機能前提のシルエットなので、10年経っても古クサく見えず、ゆったりめのサイズ感がむしろ今っぽくも見える。

傘を差さず雨に濡れながら歩いたり、気を使わずラフに扱うこともありますが、タフなアウトドアウェアなだけあって長年のヘビーユースでもヘコたれずに現役バリバリです。が、つい3日前にジッパーが壊れてしまった。けど修理もできるようなので、直して今後も着続けます。

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「ビズビム」

高密度生地がタフな雰囲気を醸し出す。すっきりとしたスタンドカラーはインナーやスタイルを問わず合わせやすい。15万8000円/ビズビム(エフアイエル トーキョー 03-5725-9568)

推薦人
ビオトープ/アダム エ ロぺ ディレクター 迫村 岳さん(42歳)
ビオトープ ショップディレクターを務めたのち、バイヤーなどを経てアダム エ ロペおよびビオトープのディレクターに就任。

ブラックナイロンのタイプを愛用していますが、きれいめのスラックスはもちろん、カジュアルパンツにもしっかり合うのがいいですね。

ミリタリーな顔つきで扱いにくいと思わせながら、スポーティにもクラシカルにも使える。見た目では想像できなかった懐の深さが気に入っています。

 

「ラファーボラ」

光沢感のあるナイロンを表地に使い、流れるようなシルエットを構築。クラシックなデザインをモダンな感性でアップデートしたラップコート。12万円/ラファーボラ 050-5218-3859

推薦人
にしのやディレクター 西野大士さん(37歳)
バンタンデザイン研究所卒業後、老舗アメトラブランドのプレスに。退職後、新ブランドの立ち上げやプレスオフィス、にしのやを経営。

ブランドとの出会いはかれこれ5〜6年前。デザイナーの平 剛さんがテーラーをされているときから知っていました。

2019年の春夏に買ったこのコートは、独特なパターンと切り返しによる絶妙なシルエットがお気に入り。春と秋に週1、2回のペースで着ています。シルエットを活かすために、なるべくほかのアイテムは主張しすぎないものを選ぶようにしています。

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「サカイ」

モッズコートのライナーに、MA-1をモチーフとするライナーをセット。ユーモア溢れるギミックが着用者のセンスを高めてくれそう。本人私物

推薦人
スタイリスト 菊池陽之介さん(41歳)
オーシャンズでのスタイリングをはじめ、カタログ、広告、テレビ、CMなど多種多様なメディアで活躍する腕利き。私服は黒好き。私生活は釣り好き。

大げさなほどルーズなシルエットのM-51の内側には、MA-1のようなデザインのライナーが取り付けられています。言うなれば、アウター×アウター。この発想を嫌みなく見せるデザインセンスは、サカイならではですね。

フロントジップはM-51とMA-1を合わせられるように作られていたり、とにかく楽しい。服でワクワクする感覚を着るたびに刺激してくれるんです。

 

「ブルックス ブラザーズ」

このコートに感動した!業界人たちが「とにかく愛用している」と語るスグレモノたち
薄手のポリエステルで軽やかに仕上げた春仕様のコート。柔らかく風になびくさまは上品そのもので、専用の袋に小さく収納できるのも大きな利点。4万1000円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)

推薦人
オーシャンズ 編集長 江部寿貴(43歳)
少年時代、リーバイスとラルフで目覚めた服の嗜好はいまだ雑食。アヴァンギャルド系は苦手。似合う顔と体型に恵まれなかった。

「大人の服を」と40歳目前に、このコットンツイル生地版の定番を手に入れ、とにかく愛用している。覚えているのは試着の際、似つかわしくない蛍光色のスウェットパーカとやれた黒いデニム を着ていたこと。でも、そのミスマッチ感が良かった。

それまでの「おとっつぁんのコート」という固定観念が180度変わり、カジュアルな服に合うと確信した。切りっ放しデニム、派手なトップスと、合わせる服は若い頃と変わらず。「大人の服を」と気張ったくせにさ。

 

清水写真事務所=写真 星 光彦、来田拓也=スタイリング 増山直樹、早渕智之、長谷川茂雄、森上 洋、いくら直幸、髙村将司、大西陽子、中田 潤、今野 塁、菊地 亮=文

# ケープハイツ# ザ・ノース・フェイス# サカイ# ビズビム# ブルックス ブラザーズ# コート
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