Tシャツ/無印良品、ショーツ/ユニクロ、サンダル/アイランドスリッパ 、キャップ/アールディーズ、バッグ/マスターピース須賀忠徳さん Age 44 暑い夏にはショートパンツ。着こなしのテイストは人それぞれだが、必ずクリアすべき点がある。それはずばり清潔感。須賀さんの場合は、色使いとアイテムのチョイスが清潔感のキモと見た。 ネイビーとベージュの定番色で無理なく構成し、レザーの編み込みサンダルで大人らしさを担保。ユルいようで緻密に計算されている。
9月4週目@東京都・原宿
カットソー/ニッチ、ショーツ/不明、スニーカー/ニューバランス、バッグ/マルニ宮本好雄さん Age 70 プレッピーの系譜にも連なる、スウェット&ショーツの王道コーディネイト。しかしながらホワイト×パープル×ミントグリーンという1990年代的色使いと、トップスゆったり&ショーツすっきりの最高すぎるシルエットバランスにより、完璧にアップデートされている。 首元に覗くのはいっさいヘタりのない白T。この方のお洒落は本物だ。
9月5週目@東京都・二子玉川
Tシャツ/ダノウ、パンツ/古着、スニーカー/サロモン、キャップ/ハフ、腕時計/アップル黒田知貴さん Age 38 2020年の夏は長かったから、Tシャツの活躍期間も長かった。大きめサイズがトレンドで、黒田さんが着たグラフィックTシャツも然り。短め丈のテーパードパンツにハイテクスニーカーを合わせて軽快に仕上げている。 ただし本当のポイントは、見た目の合わせやバランス(も素晴らしいが)ではない。18歳の男の子が好むようなアイテムばかりなのに、無理なく自然体。“ファッションに年齢は関係ない”と、改めて教えてくれる着こなしなのだ。