2021.01.02
FASHION

ハイコスパ&高品質。ナンガの新作「オーロラライトダウンジャケット」が絶好調!

「ザ・ベストダウン 2020」とは……

新年も変わらず寒いこと寒いこと。今回フォーカスするのは国産ダウンブランド、ナンガ。満を持して発表したという新作「オーロラライトダウンジャケット」について、広報担当の米澤さんを訪ねた。

と、その前に、ナンガというブランドについてちょいと説明。

ナンガの広報担当、米澤 創さん。新卒でナンガに入社。趣味はキャンプとボルダリング。月に一度は自然の中へ赴き、自社製品のトライアルを行っている。

「創業は1941年になります。最初の社名は横田縫製。布団や寝袋の縫製を請け負う会社だったのですが、’80年代に入ると、お取り引きしていたメーカーの生産が海外にシフトしたため、寝袋メーカーに転身することになって。’95年に、新たにナンガとしてスタートしました」。

ちなみにナンガという名前の由来は、人喰い山、死の山として恐れられている「ナンガ・パルバット」という世界で最も登頂が困難とされる山から引用。故に、ものづくりは山で使えるかどうかがベースになっている。

「ナンガのダウンの強みは何と言っても羽毛の品質です。三重県の羽毛素材メーカー、河田フェザーから直接羽毛を仕入れています。河田フェザーは国内屈指のメーカーで、高度な羽毛洗浄技術があり、羽毛のホコリ・汚れ・アカを極限まで落とすので、ふわっとした、保温性の高い羽毛を特徴としています」。

期せずして、アパレルメーカーからOEM(相手先ブランドによる生産)の依頼があり、応じたのは2005年のことだった。

6~8月にかけて生産し、9月に納品するというサイクルは、寝袋の売上げの目処が立たない時期の補完にもなったという。

米澤さんの身長は170センチ。Mサイズの「オーロラダウンジャケット」を着用。4万円/ナンガ https://store.nanga.jp

「OEMの生産を請負いながらオリジナルのアイテムも作っていました。なかでも、いちばんの人気は、定番でずっと展開しているオーロラダウンジャケットです。表地に防水透湿性の高いコーティングを施した独自素材の“オーロラテックス”を使用するなど、アウトドアシーンでの着用を想定した作りになっています」。

もちろん、生産は自社工場を中心にすべて国内(一部、国外での製造商品もあり)。その生産背景と、4万円という手の届きやすい価格帯もあり予想を上回る売れ行きだったとか。

「オーロラライトダウンジャケット」6万8000円/ナンガ https://store.nanga.jp

そして今回、新たにリリースされたのがこの「オーロラライトダウンジャケット」。“ライト”だから「オーロラダウンジャケット」の廉価版? と思うかもしれないけれど、実はそうじゃない。

「最大のポイントは総重量が約634グラムであること。これまで寝袋に使われていた防水透湿性かつ軽量性に優れた15デニールのオーロラテックスライト(ナンガオリジナル)を表地に使うことで軽量化に成功しました。裏地には薄手の10デニールのリサイクルナイロンを採用し、着心地は柔らかく、効率よく体温を羽毛へ伝えることもでき、保温性に優れています」。

15デニールというと、スケスケのストッキングといえばイメージしやすいだろうか。それでいて防水透湿性や保温性などの機能面が「オーロラダウンジャケット」よりもさらにアップしているというから驚き。

「ダウンは上質なSPDXダウン(ポーランド産のグースダウン)を使っていて、さらにファスナーはすべて止水ジップになっているので雨風の対策も万全です」。

では、デザイン面で気になった首元のハーフジップは一体?

「これは、いわゆるベンチレーション機能です。通常、脇の部分に設置されることが多い機能ですが、バックパックを背負っていると開けづらかったりしますし、首元だと温度調節しやすいという利点もあります。結果的にデザインとしてのポイントにもなっているわけです。あとは、フード裏のフックは動きを制御すると同時に、ジャケットを畳んで固定することでコンパクトに持ち運ぶこともできます」。

「オーロラライトダウンジャケット」6万8000円/ナンガ https://store.nanga.jp

大がかりなアップデートとともに進化したナンガの新定番「オーロラライトダウンジャケット」。ブラック、コヨーテ、カーキ、ダークネイビーの4色展開で発売中だ。

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・ザ・ノース・フェイスの新作ダウンはコチラ

[問い合わせ]
ナンガ
https://store.nanga.jp
 

「ザ・ベストダウン 2020」とは……
冬アウターの王様、ダウン。その温かさ、存在感、使い勝手の良さはアウター界で他の追随を許さず、だからこそ各ブランドは毎冬、渾身作を世に送り出す。さぁ、2020年のキング・オブ・キングスを決めようか。
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佐藤 裕=写真 中田 潤=取材・文

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