ユースケ部長も登場! 「イケオジ着回し物語」 Vol.6
2020.11.04
FASHION

「サーフカジュアル“着回し”物語」シーズン2! マーシー自慢のビストロ、まさかの閉店!?

「サーフカジュアル“着回し”物語 Season2」とは……

「サーフカジュアル“着回し”物語」シーズン2が開幕! 

コロナ渦により客足が激変してしまったこの夏。緊急事態宣言が解除されても元通りにはならず、まさかの閉店の危機! マーシー自慢のビストロは一体どうなっちゃうの!?

Day 1 FRI.
給付金も尽き始め、いよいよジリ貧。決断の時、迫る!

「サーフカジュアル“着回し”物語」シーズン2がスタート!
エプロン2800円/ユナイテッドアスレ(キャブ www.united-athle.jp/lookbook/)、スニーカー2万8000円/ニードルズ(ネペンテス 03-3400-7227)、腕時計5万9000円/セイコー プロスペックス(セイコーウオッチ 0120-061-012)

「いらっしゃいませ!」。幾度となく発しては幾度となく空を切るお決まりの挨拶。

かつて小学校の校長先生が言っていた。「挨拶は無敵だ」と。嘘じゃないか。緊急事態宣言が解かれて以降、鎌倉にも人が戻り始めてはいるものの、オープン以来盛況だった客入りは激減。地元の仲間は気遣って訪ねてはくれるが、焼け石に水。夏休みの人出も昨年の見通しとはまるで異なっていた。

もちろん持続化給付金は申請し、入金もされた。が、こだわり抜いた内外装や採算度外視の原価率設定などで、ただでさえ自転車操業だったところに、コロナが追い打ちをかけた。この痛手は、テイクアウトの実施や、閉店時間の繰り上げをアイドルタイムで埋めるというような小手先の対策では、なかなか埋め合わせできない。

地元にも愛されるお店をと理想を掲げつつ、いつしかインバウンドや観光客向けになってしまっていた感も否めない。そろそろ貯金も尽き始めているし。うーん、どうしたものか。

気分だけは上げていこうと着用している、大好きなサーフ系ブランドのサタデーズ ニューヨークシティのスウェットに、潮風を感じるリーバイスのウォッシュドデニムのお気に入りコーデもなんだか虚しく、絵に描いたような秋晴れとは裏腹に、心なしか肌寒さすら募る、そんな一日。「マジでどうしよう!」。

着回しアイテム

【10】「サタデーズ ニューヨークシティ」のスウェット
ボディカラーと同色のカーキの刺繍によって、都会的な雰囲気も加わる。裏起毛でふんわり。1万7000円/サタデーズ ニューヨークシティ www.saturdaysnyc.co.jp

【14】「リーバイス ビンテージ クロージング」のデニム
ライトインディゴが海男的な、’80年代初頭のリーバイス501復刻版。ノンセルビッジモデルの先駆け。2万8000円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

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Day 2 SAT.
ついに閉店を決断!ネトフリ&アマゾンの連ドラ見まくりでもはや廃人同然!?

Tシャツ8000円/RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)、スリッパ9500円/ベアフット ドリームズ(サザビーリーグ 03-5412-1937)

調べれば調べるほど、閉店というものがいかに難儀なものかを知った。そりゃそうだ。意気揚々と開店するときに、店を畳むことなんて考えるはずもないのだから。

結局、昨晩は週末なのに、お客は馴染みのわずか1組。これじゃ、土日開けたところで状況が好転するはずもない。

ついにマーシーは閉店を決断。今日は不動産業者との居抜き交渉や、税理士への相談などで外出することに。昨日はいていたデニムはそのままに、ジャケット代わりにカーディガンを羽織って、それとなく取り繕い家を出た。

なんとか閉店のための資金繰りも目処がたち、居抜き退去もOKに。しかし、何をしようにも精気という精気がカラダから抜け、心ここにあらず。ボーッとしながら帰宅したマーシーは、これまで多忙であまり見られなかったネット動画配信サービスの海外ドラマを見まくる。

食べ散らかしたお菓子、リビングでのだらしない姿に妻の怒号が飛ぶかと思いきや、水を打ったように静かな我が家。子供たちも気遣っているようだ。

愛を確かめ合うドラマのセリフだけがリビングに響くなか、家族の優しさと楽ちんな服の心地良さを感じるのであった。

着回しアイテム

【6】「ベアフット ドリームズ フォー RHC」のカーディガン
モコモコ感が心地良い、ポリマイクロファイバーを編んだコージーシック素材でお馴染みのブランド。RHC別注は、ネイティブ柄をグレイッシュに表現したVネックカーディガン。3万4000円/ベアフット ドリームズ フォー RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)

【11】「フランク&アイリーン フォー RHC」のシャツ
小襟で片胸ポケットが人気のベーシックなモデル「ルーク」をRHCが、青×黒のシェファードチェックのブラッシュドコットンネルで別注。くたっとした質感が肌に馴染む。2万8000円/フランク&アイリーン フォー RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)

【14】「リーバイス ビンテージ クロージング」のデニム
ライトインディゴが海男的な、’80年代初頭のリーバイス501復刻版。ノンセルビッジモデルの先駆け。2万8000円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

「サーフカジュアル“着回し”物語 Season2」とは……
鎌倉市の某ビストロ名物オーナーシェフ・三浦マーシー。オープン当初は大繁盛し、イイ波に乗っていたが、新型コロナウイルスの流行によって客足は途絶え、持続化給付金で糊口を凌ぐ日々。給付額も上限に達し、追い詰められたマーシーは、店を畳むかどうかの決断を迫られる。この難しい大波をいかに乗り切るのか!?
※今回の全着回しアイテムの詳細はコチラ
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遠藤優貴(MOUSTACHE)=写真(人物) 清水健吾=写真(静物) 菊池陽之介、中里真理子=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 髙村将司=文 大関祐詞=編集・文 肉えびす89BAL、UTUWA/AWABEES、3D クロージング ストア=撮影協力

# サーフカジュアル“着回し”物語# シーズン2# 三浦マーシー
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