そこが知りたい! 女性が好きな男服 Vol.36
2020.09.08
FASHION

センスのいい女性3人による緊急座談会! ビジカジで好感が持たれる着こなしとは

政府が音頭を取るスニーカー通勤の奨励、働き方改革、そして新しい生活様式。職場におけるドレスコードの緩和が進み、さらには社会全体が大きな転換期を迎える今、女性は働く男の服装をどう見ているのか。

これからのビジネスカジュアルのニューノーマルについてセンスのいい女性3人に語ってもらった。

メンズファッションライター
丸山尚弓さん
英会話講師より華麗なる転身を遂げ、多くのメディアから引っ張りだこ。また紹介した商品には問い合わせが殺到するなど影響力があり、ブランドの企画、海外シューメーカーのアンバサダーも務める。理想の上司は大失敗した時でも愛ある励ましをしてくれそうな高田純次さん。
商社勤務
有木万美子さん
複数の業界を渡り歩き、現在は商社で商品企画やバイイングを担当するバリキャリ。一方、抜群のファッションセンスを活かして、雑誌「Oggi」の専属読者モデル「オッジェンヌ」としても活躍中。理想の上司はオーシャンズ看板モデルとしてもお馴染みの平山祐介さん。
「Oggi」副編集長
安井亜由子さん
「CanCam」のファッションデスクや副編集長を歴任後、2019年より現職。「仕事もおしゃれも今日が一番楽しい!」を合言葉に、30代を中心とする働く女性に向けたファッション&ライフスタイルを提案する。理想の上司はドラマ「おっさんずラブ」で吉田鋼太郎さんが演じる黒澤武蔵。

 

基本はトップス一枚でもOK!ただし必要に応じて使い分けを

編集部 近年、急速なカジュアル化が進むビジネススタイル。今後もその勢いは増すはずです。本日は女性のリアルな目線から、より重要性を増す「ビジカジ」のニューノーマルを語っていただければ。

丸山 スーツを素敵に着こなすのと同じくらい、ビジカジを素敵に着こなすことが大切な時代ですよね。

有木 スーツ姿はキマっていて格好いいのに、ビジカジとなると途端にザンネンな男性もいますから。

安井 あるある! 中高生の頃、憧れの男子を休日に見かけたら、普段の学生服と違って私服がイケてなく幻滅……。あの感じに似てる(笑)。

編集部 早速本題ですが、どんなアイテムを選ぶといいでしょう?

安井 初秋であれば、トップスはシンプルなシャツやポロシャツ、もしくはキレイめなカットソーが王道。

有木 20代ならカレッジプリントなどのTシャツでも可愛いかもしれないけど、30代以上であれば無地が得策。そこにカーディガンを羽織るだけでも、キチンと感があって素敵だと思いますね。

丸山 さらにワンランク上を狙うなら、共生地を使ったカーディガン&ニットのアンサンブルとか。着るだけでセンス良くコーディネイトがまとまると思いますし、好きな女性も多いです。

同素材・同色のカーディガン&ニットなどがセットになったアンサンブルは女性ウケ◎。九分丈パンツは踝見せが吉。
同素材・同色のカーディガン&ニットなどがセットになったアンサンブルは女性ウケ◎。九分丈パンツは踝見せが吉。ロールアップも有効だとか。
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安井 すでにビジカジの定番だと思いますが、カジュアルセットアップも便利だと思います。上下の組み合わせに悩む必要がなく、朝の時短にもなりますし。

丸山 デスクワーカーなど基本的に社内の方としか接しない仕事であれば比較的に自由ですが、社外の方と頻繁にお会いする営業職のような方には、やっぱりセットアップ、少なくともニットジャケットくらいは着ていてほしいなって思います。やはりテーラード型のほうが、相手に誠実な印象を与えられますから。

有木 一日の中でも、その都度シチュエーションに応じて使い分けるのも有効だと思います。普段は一枚着だけど、来客や大事な会議にはカーディガンやジャケットを羽織ったり。

丸山 重要な契約の際にはキッチリとネクタイを絞めてスーツを着るなど、TPPO(TPOにPerson、すなわち“誰と”を加えた言葉)に合わせることが大切。そうしたメリハリは好感を与える以上に、信頼にもつながりますよね。

安井 あと、ボトムスはチノパンが鉄板! デニムもNGではないけれど、濃紺や黒、白などクリーンに見えるものをはいてほしいですね。

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有木 デニムであれば、丸首のトップスだとカジュアルすぎるので、襟付きの服を合わせるといいと思う。

丸山 デニム地でもスラックス型であれば、カジュアルなトップスと合わせても品の良さをキープできます。逆に、ラフな印象が強い5ポケットパンツにはドレスシャツを選んだり。

有木 足元は、白などワントーンのレザースニーカーが上品ですね。

丸山 ドレス靴もありですが、堅く見えるようならローファーが最適。ドライビングシューズもお洒落です。

有木 全体を通して白、黒、グレー、ネイビー、ブラウン、ベージュといった基本色でまとめるのが間違いなし。柄モノは避けるのが無難ですね。

安井 彩りを入れるなら1点までで、ペールトーンやパステルカラーといった鮮やかすぎない色を。優しい彩りのピンクやサックスブルーのシャツなどは秋らしさも添えられ、お洒落度が高まると思います。

有木 確かに、男性の淡いピンクは好感度が高い。私も好きです!

ペールトーンやパステルカラーといった柔和な色合いのシャツは、洒落感を急上昇できる特効薬。
ペールトーンやパステルカラーといった柔和な色合いのシャツは、洒落感を急上昇できる特効薬。半袖ではなく、あえての長袖の腕捲りにトキめく女性多し!

 

恩田拓治=写真 いくら直幸=文 佐藤薫=イラスト

# ビジカジ# 女性目線# 座談会
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