夏まで待てない……「Tシャツ」大特集! Vol.20
2020.06.23
FASHION

南極を渡り、宇宙へ行ったゴアテックス。命をも救った圧倒的スペック

濡れない・蒸れない素材でおなじみ「ゴアテックス」の真価を、最新ウェアとともに紹介する本企画。

今回はその圧倒的なスペックが世界にもたらした影響についてご紹介。あの歴史的瞬間に、ゴアテックスは貢献していた!?

>第1弾 ゴアテックスの歴史編はこちら

ゴアテックスの「偉業」

レザーのような表情のこちらのコートは、「ゴアテックス シェイクドライ」によるプロダクト。/ヴェイランス
8万円/ヴェイランス(アークテリクス/アメア スポーツ ジャパン 03–6631–0833)

「ヴェイランス」のコート
レザーのような表情のこちらのコートは、「ゴアテックス シェイクドライ」によるプロダクト。水が染み込まないだけでなく、このソフトな質感にして意外なほど摩耗や熱にも強いのがポイント。立体裁断でシルエットも美しい。専用ポーチを付属する。

これまで人類の活動が困難だった場所に進出することに、ゴア社は技術面で大きく貢献してきた。その顕著なエピソードが米航空宇宙局・NASAのスペースシャトルの初号機、コロンビアの打ち上げだ。

日なたと日陰での温度差が240度以上にもなるという過酷な宇宙空間での遊泳にも耐え得る素材として、宇宙服に採用されたのが「ゴアテックス ファイバー」だったというから、そのスペックが既に世界最高峰だったことがわかるはずだ。

一方、イメージしやすい大気圏内でも、その活躍例には枚挙にいとまがない。

1989年から’90年にかけて行われた世界初の犬ぞりによる南極大陸横断では、日本を含む6カ国のスペシャリストで編成された探検隊がゴアテックスを採用したザ・ノース・フェイスの装備で臨み、成功させている。

のちに隊員が「ゴアテックスに命を救われた」と語ったことも手伝い、その認知度と信頼度はさらに高まり、彼らの胸元に大きく入った「GOREーTEX」のロゴは高品質なアウトドアギアの証しとなり、現在のファッションシーンでもそんなスタイルが頻繁にオマージュされるにいたったのだ。

NEXT PAGE /

ゴアテックス採用のワードローブ

「ピークパフォーマンス」のキャップ
9500円/ピークパフォーマンス(ディアゲスト 03-6452-6855)

「ピークパフォーマンス」のキャップ
スウェーデンの香水ブランド、バイレードを手掛けるベン・ゴーラムとのコラボコレクションから。独特の柔らかな質感はメンブレンを表地として使用する2層構造の「ゴアテックス シェイクドライ」ならではで、フィット感が高くても蒸れ知らず。

 

「ダイワピア39」のハット
6000円/ダイワピア39(グローブライド 0120-506-204)

「ダイワピア39」のハット
「ゴアテックス インフィニアム ウィンドストッパー」の撥水性と広めのブリムで、小雨程度なら余裕でしのげるジャングルハット。アゴ紐付きで強風下でも安心だ。さりげなく高機能を主張する白い織りネームがアクセントに。

 

「クラークス オリジナルズ」の靴
2万8000円/クラークス オリジナルズ(クラークスジャパン 03-5411-3055)

「クラークス オリジナルズ」の靴
人気再燃の兆しを見せている傑作「ワラビー」。アウトソールはビブラム製で「ゴアテックス ブーティ」を採用した防水仕様と、懐かしくも当時の“焼き増し”じゃないのがクール。雨降りでも気兼ねせず淡色スエードが楽しめるなんて最高!

 

山本雄生=写真 松平浩市=スタイリング 今野 壘=文

# クラークス オリジナルズ# コート# ゴアテックス# ハット
更に読み込む