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2020.04.13

ファッション

ユニクロを運営するファストリが世界に届けた1000万枚のマスク

新型コロナに負けるな!「ファッションの力」とは…
グローバルブランドとして世界中で愛されている「ユニクロ(UNIQLO)」。運営会社のファーストリテイリングは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、医療用を中心としたマスクを1000万枚規模で調達し、日本をはじめ世界の医療機関に寄贈することを発表している。
まず日本では、ひっ迫する医療機関や介護施設に、そして海外でも特に甚大な被害を受けているイタリアとアメリカに、それぞれ約100万枚ずつ医療用マスクを送っている。
公式インスタグラムで届けられたメッセージ。
加えて、感染拡大の一途をたどるドイツ、フランス、イギリスなどの欧州諸国、まだまだ予断を許さない韓国をはじめアジア各国に関しても随時、医療用マスクの提供を進めていくという。
「今こそ世界が強く、ひとつになることが必要です。感染拡大により世界が分断され、そのつながりが切れてしまってはならないと思います」と語った同社代表取締役会長兼社長の柳井 正氏。
その言葉を体現するように、ファーストリテイリングは、新型コロナウイルスの拡大が叫ばれ始めた今年の1月から、中国や韓国、東南アジアなどで、現地法人を介してNGOへの寄付をするとともに、医療従事者に対して機能系アイテムである「エアリズム」や「ヒートテック」などの提供も行ってきた。
日本が誇るグローバルカンパニーであり、ファッション界のパイオニアでもあるファーストリテイリング。そのネットワークとバイタリティが、支援活動でも活かされている。
新型コロナに負けるな!「ファッションの力」
ファッションは気持ちをポジティブに変換するエネルギー。だからオーシャンズはファッションが好きなのだ。猛威を振るう新型コロナウイルスにも、ファッションは果敢に立ち向かう。自分たちの出来ることを見つけてアクションを起こすブランドやショップをリスペクト。そうした動きを少しでも多くの人に届けるために、オーシャンズは「ファッションの力」を記録する。上に戻る
長谷川茂雄=文


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