ちょっとしたパーティーやホテルでのディナー。ドレスコードはないけれどきちんとしたスタイルが必要なシーンは以外と多い。
そんなときの強い味方がテーラードジャケット!これ1枚でどんなシーンもビシッと決まりますぞ。
>シーン別着回し術も併せてチェック! MADISONBLUE マディソンブルー通気性に秀でたトロピカルウールを使用し、背抜きの軽やかさを強調した。やや着丈の長いボックスシルエットとドロップショルダーで、トレンド感を盛り込み、ゆったりとしたシルエットに。
POLO RALPH LAUREN ポロ ラルフ ローレン
短めの丈とスリムなシルエットが特徴。ハリのある生地を採用し、アメリカブランドらしいタフネスを表現する。ナチュラルなショルダーラインにもアイビー的な雰囲気が漂う。
JACKET ジャケット今季スタートを切るジャケット専業ブランドより。肉厚なコットンカルゼで仕立てたのは、のちのタキシードの原型ともいわれるスモーキングジャケットがベース。特有の畝がブラウンの品格を際立たせる。
[左]DISTRICT ディストリクトブレザータイプの1着で、深いネイビーと美しく対比する銀ボタンがアクセント。ただ堅苦しさは皆無で、極薄素材のアンコン仕様で軽さを極限までアピール。また袖ボタンを排除することでスッキリとした見た目に。
[右]CABAN キャバン重厚なイメージのダブルジャケットが、メランジ調のリネン素材を纏ってかくも柔和な印象に。身幅に余裕を持たせたシルエットだから、リラックス感もたっぷり味わえるのだ。
J.PRESS ORIGINALS Jプレス オリジナルズオーセンティックかつ清涼感のあるストライプのブレザーが、今また新鮮。アイビーに精通する老舗らしく、シアサッカーの本流を行くシルク、そしてコットンで仕立てる。
CARUSO カルーゾ
伝統的な千鳥格子柄をのせた、芯入りの正統派ジャケット。それでも古くさく見えないのは、絶妙にモダナイズされたシルエットや、ステッチ入りのパッチポケットなど、程良くカジュアルさを加えているから。
M’S BRAQUE エムズブラックレーヨンを筆頭にさまざまな素材をミックスして、絶妙な色みを備えたダークトーンに。シックでありながらも個性的なチェック柄だ。サイドに縫い目がなく、その軽い着心地はシャツの如し。
[左]DRAKE’S ドレイクス英国トラディショナルの薫り漂うガンクラブチェックに、グリーンのペーンを走らせてフレッシュなイメージを注入。胸のバルケッタポケットや、パッチポケットなどで適度に装飾性を加える。
[右]CAMOSHITA UNITED ARROWS カモシタ ユナイテッドアローズスモーキーな紺、赤、緑でレトロなウインドーペーンを創出。麻とシルクで織られたベージュボディとのマッチングがお見事! バックスタイルが美しく見えるシルエットも特筆だ。
鈴木泰之=写真(静物) 松平浩市=スタイリング 増田海治郎、髙村将司、いくら直幸、増山直樹、菊地 亮=文 長谷川茂雄、今野 壘、大関祐詞=編集・文