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2020.02.26

ファッション

「スニーカー以上ドレスシューズ未満」の革靴。高まるクラークスへの機運

最先端のハイテク系からダッド系まで、ひととおりモードブランドからも掘り尽くされ、スニーカーブームも落ち着きを見せている昨今。欲しかったモデルはあらかた手に入れて次なるフットウェアを物色中。
同時に、下ろしたスニーカーでどこへでも行けると信じていたが、大人になった今、くだけつつもかしこまりたいシーンは結構あるもんだなと感じ始めており、やっぱり非スニーカーも必要だよな、とも思う。
気分はどうも脱スニーカーに移行しているのではないだろうか。
「クラークス オリジナルズ」の革靴
斬新なカラーリングが採用されるのは、デザートブーツ、ワラビー、デザートトレックの3モデル。素材は、スエード、スムースレザー、キャンバス。カラーは、デザートブーツ全8色、ワラビー全15色、デザートトレック全5色の展開で、写真に写っている以上に豊富に用意。久々の大人買いまで視野に入る。2月から順次発売予定。1_2万4000円、2_2万3000円、3_1万9000円、4_2万3000円、5_2万4000円、6_2万3000円/すべてクラークスジャパン 03-5411-3055
そんな機運をまさに表現していると思うのが、クラークス オリジナルズがこれまでにないほどのボリューム感で届ける新色だ。
全身、またはポイントカラー使いされるネオンカラー、あるいは、ペールトーンのスムースレザーや部分染めのスエードなどがラインナップ。スニーカー的な気軽さと、見た目の新鮮さ、そして、くだけつつのかしこまり感。これらをすべて併せ持っているじゃないの。
モデルはといえば、デザートブーツ、ワラビー、そして、デザートトレック。生まれも育ちもアメカジなオーシャンズ世代には、馴染みのあるド定番なのだから気に入らないわけがない。
例えば、久しぶりに妻とディナーに臨む休日の足元。先輩の新築祝いに、失礼のない程度のカジュアルでお邪魔する足元。ブルーノートやコットンクラブなど、大人のホールで音楽を楽しむ夕べの足元などなど。言うなれば「スニーカー以上ドレスシューズ未満」の革靴が、いずれにもフィットすること間違いなし。と聞くとさらに、革靴に戻りたくなる。さぁ今一度、うれしい再興に再接近を。
 
清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 髙村将司=文


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