みんなの“欲しいモノ”を徹底特集! 「2020年、これ始めます」カタログ Vol.42
2020.02.16
FASHION

スタイリスト大草直子さんのアドバイス「白T一枚でお洒落に革命が起こります」

お洒落を考えるうえで、女性の声には本質をつく確かなものがある。わかってはいても、男には男のお洒落が……とこれまで耳を傾けようとしてこなかった人も少なくないはずだ。

2020年は、謙虚で、柔軟で、ニュートラルな思考を大切にしよう。センスのいい女性たちのアドバイスをしっかり聞けば、僕らのお洒落は、今よりもきっと進化するはずだから。

教えてくれたのはこの人
スタイリスト 大草直子さん
雑誌、WEB、広告と幅広く活躍するカリスマスタイリスト。編集者、ファッションディレクターとして執筆業やトークイベントなどにも力を注ぐ。個人メディア「AMARC」も話題。近著に『大草直子のNEW BASIC STYLE』(三笠書房)。

 

男女問わず「清潔感」は年とともにこぼれ落ちていく

人は誰もが平等に年を重ねていくことで若さを失っていきます。これを悲観する人は多いけれど、私にとって若さはさほど重要ではありません。いい意味での迫力や包容力、そして色っぽさなど、大人には年を取ることでしか掴めない魅力というものがあるからです。

むしろ恐れるべきは、年を取ることで手のひらから「清潔感」がこぼれ落ちていくこと。だからこそ、私たち大人は常に清潔感に注意しなければならない。失った分を補う必要があるんです。

そこで、白いTシャツの出番です。ニットに重ねて、一枚で、カジュアルスタイルに欠かせない白いTシャツには、失われた清潔感を補う役目があるんです。ここで「白」という点を強調しておきます。なぜなら私は“白は色ではなく光”だと認識しているからです。子供の顔がとても明るく見えるのは、白目も歯も真っ白だから。淀みのない白が光となり、輝いているからなんです。

だからこそ、Tシャツは古くて黄ばんだものじゃダメ。下ろし立てのように、真っ白であることに意味がある。つまり、定期的に買い替えることが重要です。失った清潔感をTシャツ一枚で補えるなら、こんなに楽なことはないでしょう?

私の買い替えの目安は襟裏がうっすら汚れてきたとき(そこで外出着から部屋着に降格)。人に気付かれる前にやめる、これが鉄則。そこから逆算して納得のいく価格帯のものを選ぶようにしています。皆さんもぜひ参考にしてみてください。Tシャツ一枚で、いつものお洒落が革命的に変わるはず。

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白Tシャツ[左]「スローン」 [右]「マジェスティック」
左から8800円/スローン 03-6421-2603、2300円[2枚セット]/マジェスティック(アドナスト 03-5456-5821)

[左]「スローン」
まるでシャツのような折り目正しさを備え、大草さんがよそ行き用の一張羅として認定するのがこのTシャツ。ジャパンブランド、スローンのもので、素材には超長綿を用いたコットン天竺を採用する。柔らかい風合いと自然な光沢感が特徴だ。洗濯をしてもシワや毛羽立ちが起こりにくい加工を施しており、長い間キレイな状態を維持し、UVカット効果も備える。

[右]「マジェスティック」
大草さんが夫婦で愛用すると語るデイリー名品が、MLBのユニフォームを手掛ける米国スポーツウェアブランドによる日本企画仕様のパックTだ。コットン100%の肉厚な生地はボディラインを拾いにくく、ネックの詰まり具合も絶妙。身幅が広くゆったりとしたシルエットのため“肌着感”も少ないのだとか。コスパの高さは言うに及ばず。

 

清水健吾=写真 松平浩市=スタイリング 塚田有紀子=編集・文

# Tシャツ# 清潔感
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