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2020.02.03

ファッション

ピタピタNG。男のいいカラダに似合う“フィジカジ”コーデ具体例

今年こそは……と、わがままに育った我がカラダを見て毎年思う。よし、鍛えよう。なんでも、筋肉の量に重きを置くボディビルとは一線を画す、“フィジーク”なるものが勢力拡大中。鍛え上げた暁には、その美ボディを着こなしでさらにキレイに見せたい!
そこで、オーシャンズが提案するコーデ術が“フィジカジ(フィジーク・カジュアル)”だ。とはいえ、これみよがしにカラダを見せつけるピタピタファッションは絶対NGだぞ。
 

ピタピタな“フィジカジ”はもうやめよう

ピタピタな“フィジカジ”はもうやめよう
パーカ3万2000円、パンツ2万9000円/ともにレイニング チャンプ フォー ロンハーマン(ロンハーマン 03-3402-6839)、Tシャツ6000円/サタデーズ ニューヨークシティ 03-5459-5033、スニーカー9990円/アディダス オリジナルス(アディダスグループ 0570-033-033)、サングラス1万7000円/アイヴォル(アイヴァン PR 03-6450-5300)、バッグ7万3000円/モンクレール(モンクレール ジャパン 03-3486-2110)、腕時計2万7800円/ポラール 03-6704-4109
「アイヴォル」のサングラス
アスリートが愛用するような「本気系」ではなく、本格機能に加えてファッション性も兼ね備えたスポーツサングラスという選びがキモとなる。
筋トレや移動中もアガるサウンド♪
トレーニング中はもちろん、移動中でも音楽はフィジカジな人にとって不可欠。例えば、ウェイトトレーニング中にはエミネムの「Lose Yourself」、有酸素運動のときには、マックルモア&ライアン・ルイスの「Can’t Hold Us」なんて、アガるよね。
「レイニング チャンプ」×「ロンハーマン」のセットアップ
セットアップなら“進化版ジャージー”の趣に。ナイロンベースのストレッチ素材を立体裁断で仕上げ、ファンクション&ファッションをリミックス。
「モンクレール」のボストンバッグ
モードもストリートも網羅するラグジュアリーブランドからの逸品。ロゴの威光で、ただのボストンバッグでないところをアピール。
「アディダス」のキャンパス
街履きを考慮してローテク顔の定番コートシューズをチョイス。スエードアッパーにタンも同素材としたデビュー当時のデザインを復刻。
 
“フィジカジ”って何だ?
フィジーク・カジュアルの略。フィジーク(physique)とは、ボディビルと並び肉体美を競うコンテストのひとつ。決定的な違いはその審査基準で、筋肉の大きさや量を競うボディビルに対して、ボードショーツ姿で行われるフィジークは、「ビーチで映える格好いいカラダ」であるかどうか。
そんなフィジーク競技者さながらに、カラダを鍛える男たちが好むカジュアルスタイルをオーシャンズは“フィジカジ”と命名。その信条はズバリ、自慢のカラダをキレイに、クールに演出する服選びや着こなしだ。
左からジェームズ・マースデン、スコット・イーストウッド、マーク・ウォールバーグ
目指すべきは、ボードショーツが似合う適度なマッスル。張り出した大胸筋、三角筋と上腕二&三頭筋のコントラスト。抑制の利いた“フィジークな”肉体美を今年こそ手に入れるのだ。 左からジェームズ・マースデン © Backgrid/AFLO、スコット・イーストウッド © The Mega Agency/AFLO、マーク・ウォールバーグ © Splash/AFLO
 
清水健吾=写真(人物) 菊池陽之介=スタイリング 松本和也(W)=ヘアメイク 髙村将司=文


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