デニムの革命児・ディーゼルが世界的デザイナーと展開するコラボプロジェクト「ディーゼル レッド タグ」。2018年に「Hood By Air（フッド バイ エアー）」とのコラボでスタートしたプロジェクトは昨年「A-COLD-WALL（ア コールド ウォール）」がバトンを引き継ぎ、2020年は大阪発の「READYMADE （レディメイド）」がサステイナブルなクリエイションを披露して世界を驚かせた。その超限定プロダクトの購入抽選が昨日から始まったが、それを機に、彼らが「ディーゼル レッド タグ」に込めた想いを知っておこうと思う。
すべてのステッチを解き、バックポケットを外し、既存のデニムを改めて一枚の生地へと戻す。それから一点一点、ハンドメイドで仕上げていく。19万2500円［税込］／ディーゼル レッド タグ×レディメイド（ディーゼル ジャパン 0120-55-1978）レディメイドといえば、日本人デザイナー・細川雄太さんによるリメイクブランドで、不要なミリタリーアイテムを解体して創り出すプロダクトが世界的に大注目を浴びている。これまでクロムハーツやオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブローとコラボしてきたことでもそれは明らかだし、彼らを表する“アップサイクル”という単語の一般化からも、評価の高さは伺えるだろう。そして今回、レディメイドはディーゼルと何を創ったかというと、アップサイクルなデニムコレクションである。レディメイドの細川さんは、「ファッションは環境破壊の原因にもなり得ます。だから今回、不要となった大量のデニムを使ってコレクションを作ることにしたんです」と話す。
古いデニムを新たなアイテムに再構築することで、不要なものに再び価値を与えたい。このコレクションにはそんなメッセージが込められているのだ。
レディメイドのアイコンでもあるダッフルバッグ。フロントの「RE」という文字にコンセプトが滲む。44万円［税込］／ディーゼル レッド タグ×レディメイド（ディーゼル ジャパン 0120-55-1978）大量のデニムを解体し、それぞれのダメージやパーツを活かすことで、次なるプロダクトの個性へと変換していく。当然のことながらすべてハンドメイドの一点物で、レディメイドのブランドアイコンであるダッフルバッグをはじめ、2タイプのジャケット、メンズ・レディスのパンツ、キャップという6アイテムでの展開だ。 ディーゼル
ウエスタン調の刺繍が施されたジャケット。52万8000円［税込］／ディーゼル レッド タグ×レディメイド（ディーゼル ジャパン 0120-55-1978）
V字状の切り替えによってステッチが際立つ仕上がりに。38万5000円［税込］／ディーゼル レッド タグ×レディメイド（ディーゼル ジャパン 0120-55-1978）
ダッフルバッグの背面には「READYMADE 」の文字が。44万円［税込］／ディーゼル レッド タグ×レディメイド（ディーゼル ジャパン 0120-55-1978）
「RE」の刺繍が施されたキャップ。4万9500円［税込］／ディーゼル レッド タグ×レディメイド（ディーゼル ジャパン 0120-55-1978）
レディスのテーパードパンツ。19万2500円［税込］／ディーゼル レッド タグ×レディメイド（ディーゼル ジャパン 0120-55-1978）
ワイドシルエットなメンズパンツ。19万2500円［税込］／ディーゼル レッド タグ×レディメイド（ディーゼル ジャパン 0120-55-1978）
ちなみにこちらは世界で250ピース限定。まさにアートピースともいえるコレクションは、1月22日（水）〜1月29日（水）の間、特設サイトで販売の抽選を実施している。
ファッション業界の先を行く2つのブランドによる、サステイナブルなメッセージが込められた特別なコレクション。入手するにはかなりの強運が求められるが、申し込む価値はありそうだ。
［販売方法の概要］
受付期間：2020年1月22日（水）〜1月29日（水）の期間、特設サイトにて応募受け付け。
※抽選結果は2月2日（日）〜2月3日（月）に当選者にメールで連絡。
販売場所：ディーゼル ギンザ
［問い合わせ］
ディーゼル ジャパン
0120-55-1978
