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2020.01.20

ファッション

ゴアテックス搭載でますます難攻不落。レッド・ウィングの「ポストマン・オックスフォード」

レッド・ウィングの「ポストマン・オックスフォード」
カジュアル化が着々と進む現代のビジネスシーンにおいて、ラバーソールの注目度はむしろ高まっているといえよう。もちろん写真のようにデニムとの相性も抜群だ。耐久性の高いグッドイヤーウェルト方式を採用する。4万4000円/レッド・ウィング(レッド・ウィング・ジャパン 03-5791-3280)
男の靴に必修科目があるとするなら、この靴は間違いなく履修しなければならない。レッド・ウィングの「ポストマン・オックスフォード」だ。
もちろんご存じの方も多いと思う。発売開始は1954年。アメリカの郵便局で採用されたことから、「ポストマンシューズ」の愛称で親しまれてきた名作である。アッパーは黒の表革で、飾り気のない外羽根の仕立て。ワークシューズのお手本というべき武骨な見た目だが、クッション性に富む厚いラバーソールによって衝撃を吸収。まさに踵を擦り減らし配達に勤しむポストマンたちの足の負担を、長きにわたり軽減してきたというわけだ。
そんな“そもそも鉄壁”を誇るこの靴が、ここにきてさらなるアップデートを実現。なんと初となるゴアテックスのインナーの搭載により、高い防水性と透湿性を備えるにいたったのである。

雨ニモ負ケズ、豪雨ニモ、台風ニモ負ケズ、とでも言っておこう。難攻不落の働き靴として、この先も長く愛され続けるに違いない。
 
清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文


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