10年以上にわたってオーシャンズが実施してきた街角パパラッチ。トレンドといわれるものは数あれど、オーシャンズ世代に本当に支持されているアイテム、着こなしとは? 実際に街に出てみないとわからない、そして今冬も出たからこそわかった、掛け値なしの大人たちの私服事情を皆さんにお届けします!
多様化するデニムスタイリング
スリムストレート、定番のストレート、注目のワイドテーパードなどシルエットの選択肢に加え、そのはき方も多様化。
男のデニムは、画一的な流行に乗るのではなく、自分らしく楽しむフェーズに。
中村義輝さん Age 51通称“黒タブ”の残る初期606ビッグEに、クリーンな白シャツをイン。そしてステンカラーコートは、ばさっと羽織ってチェックをチラ見せ。こだわって選んだデニムに敬意を表し、キレイに着こなした姿にはお見事のひと言です。
藤島崇広さん Age 35早い人なら既に注目しているフレアシルエット。いい意味での野暮ったさをカットオフで強調するあたり、藤島さんはいわば匠レベルのデニム愛用者だ。ベレー帽も丸メガネも、雰囲気があるなぁ。
小野塚雅之さん Age 34深いインディゴデニムを軽快に見せてくれる、絶妙な九分丈のレングス処理。そしてシャツやスニーカーにもご注目。ダークトーンにまとまりがちな冬の装いがパッと明るくなる良きお手本でしょ!
石原典和さん Age 45デニム・オン・デニムに、クラシカルなコートをさらっと。たったこれだけでワイルドかつエレガントな印象を両得できるのだ。デニムとコートのゆったりしたシルエットに、石原さんの余裕が垣間見える次第。
坂本憲治さん Age 44リジッドデニムを大胆にロールアップしたストリート&モードな佇まいは、着用ブランドのアレコレを取材してみて納得。シェルも靴もサングラスも一貫したブランド選び。“好きを着る”って、やっぱりいいよね。
仲宗根 悠さん Age 36アーシーな色使い、ゆったりとしたシルエット。今冬的な両キーワードを上手に連携させるのが、ワイドテーパードのグレーデニム。2019年秋冬に立ち上がったばかりのドメスティックブランドに目を付けモノにする、その選択眼と冒険心に感服します。