冬遊びをアツくする「アウトドア服と車」。どう選ぶ? Vol.48
2020.01.06
FASHION

フツーの顔してあっ♥スゴイ…… 「エンツ」のカシミヤ製ワードローブ

「簡単には売れない(easy not to sell.)」という意味を持つ言葉の頭文字を取ったエンツ。2019年AWにデビューしたばかりのブランドが、早くも日本ではビームス 六本木ヒルズにて取り扱いがスタートするという。

その名を聞いた時点で、既に一筋縄ではいかなそうな雰囲気がプンプン漂うなぁ……と見てみれば、どのアイテムも肌触りが滑らかで上質なカシミヤ100%! しかも、デザインは誰もが持っていそうな、いっさい奇をてらわない定番中の定番というところに、驚かされる。

スウェットシャツとパンツ、そしてストリートではお馴染みのコーチジャケット、アウトドアライクなジップアップのフリースジャケット。/エンツ
ピックアップしたのはスウェットシャツとパンツ、そしてストリートではお馴染みのコーチジャケット、アウトドアライクなジップアップのフリースジャケット4点だ。これらすべてが肌触り抜群なカシミヤ100%で、濃淡のある柔らかいキャメルカラーも素材の上質さを際立たせている。ハイエンドな作りなので価格も相応だが、ワンシーズン着て手放すような服ではないから、決して高くは感じないだろう。ほかにも、チェスターコートやテーラードジャケットなども用意。どこまでも我々好みのスタンダードを追求しているのだ。[上左]23万円、[上右]19万円、[下左]18万円、[下右]13万円/すべてビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623

あんまり深くは言わないけれど、一見普通そうに見えたあの子が夜になったら、アレ♥なんかスゴイ♥なんて思いをして、終いには虜になるかの如く、一見オーソドックスながら触れた人にだけわかるという玄人好みなクリエイション。何とも都会的だ。

しかも、そこにあるのはただのラグジュアリーな物作りではない。デザイナーを含め、関わるスタッフ陣がさまざまなカルチャーに触れ、地に足のついたファッションシーンを長く見つめてきたからこそ出せる、遊びと余裕がある。

フツー顔なのに挑発的。下手に手を出すと火傷する。だから、簡単には売れない、なのか……。いや、臆することはない。この沼に飛び込んでこそ得られる、悦の極みを味わってみてほしい。

他の服では感じることができなかった贅沢な着心地と気分。酸いも甘いも嚙み分ける大人にこそ与えられた、真の着る楽しみがここには存在する。これから冬が来るのが待ち遠しくなりそうだ。

 

清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 谷中龍太郎=文

# エンツ# カシミヤ# ジャケット# スウェット
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