街がランウェイになるスニーカー Vol.2
2019.12.16
FASHION

バーバリーのスニーカー「レインブーツっぽい『アーサー』はトレンド最前線」

街がランウェイになるスニーカー●世界のファッションショーを長年にわたり取材してきたジャーナリストの増田海治郎。そんなランウェイの専門家であり中毒者でもある増田が、トップメゾンの最旬スニーカーを多角的な視点で解説する短期連載。
第4回目はバーバリー。こんなストリート感覚を取り入れた着こなしに「アーサー」はぴったりハマる。

第4回目はバーバリー。こんなストリート感覚を取り入れた着こなしに「オーサー」はぴったりハマる。

2019年春夏シーズンからバーバリーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてクリエーションの陣頭指揮をとるリカルド・ティッシ。ピーター・サヴィルとの共作によるロゴとモノグラムの刷新、ヴィヴィアン・ウエストウッドとのコラボレーションと驚きの施策を矢継ぎ早に打ち出し、コレクションもこれまで以上にモダンに生まれ変わった。

英国を代表するブランドの刷新ということで難しい面もあると思うが、クリエーションの評価も上々で、2019年度の上半期の売上高も前年を上回った。まずは順調なスタートを切ったと言っていいだろう。

2019年秋冬のテーマは、大嵐などを意味する「テンペスト」。反抗的で自由奔放な側面と、伝統的な価値観という英国ならではの相反する二面性を、コレクションを通して表現した。そんなテーマを存分に反映した2019年秋冬の新作スニーカーが「Arthur(アーサー)」だ。

新作スニーカー「Arthur(アーサー)」/バーバリー・ジャパン
10万円/バーバリー(バーバリー・ジャパン 0066-33-812819)

クラシカルなウェリントンブーツと、かつて船乗りが着用した撥水性のあるオーバーシューズにインスパイアされたデザインで、いちばんの特徴は光沢感のあるラバーソール。ゴムがアッパーを包むようなレインシューズのモチーフが最近のスニーカーのトレンドに浮上しているが、その流れを象徴する一足と言っていいだろう。

アッパーはテクニカルナイロンとスエードの組み合わせで、シューレースはトレイルランニング・シューズのような機能的な配置に。トレッドのクロスパターンは、バーバリーを象徴するチェックにインスパイアされたという。カラーバリエーションは7色で、アッパーにモノグラムや“バーバリーチェック”を採用したものも選べる。

このレオパード柄が印象的なスニーカーは、アーサーのミドルカット版。テクニカルナイロンとスエードのコンビネーションは同じだが、ローカットと違うのは紐の上から覆うような止水ジップを採用したところ。雨の日のキラースニーカーとして、活躍してくれるに違いない。

11万円/バーバリー(バーバリー・ジャパン 0066-33-812819)
ショーのようにブラック&ブラウンのスタイリングに合わせるとハマる。

 

[問い合わせ]
バーバリー・ジャパン
0066-33-812819

増田海治郎=文

# スニーカー# バーバリー
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