2019.11.14
FASHION

シンプルだけど本当に使える、名品スウェット5着を厳選ピック!

秋のワードローブの定番といえばスウェットである。これに求めるのは、トレンドうんぬんよりも、本当に着られるものだけ、というシンプルマインド。ゆえにデザインはちょい地味!? でも読めば納得の秀逸感。そんな本物だけを厳選ピック。

「エージースポルディング&ブロス」
伝説のアスレチックブランドが残した名品を現代版にアップデート

「エージースポルディング&ブロス」のスウェット
内側に配されたネームタグも、当時のロゴを忠実に再現したデザインとなっている。2万9000円/サードオフィス 03-6825-8501

2017年より復活した伝説のアスレチックブランド。そのつくりの良さと、ディテールへのこだわりからヴィンテージ愛好家から高い支持を得る。ウン十年前のデザインはそのままに、素材やサイジングを進化させた現行品は、例えば名作といわれるサイドラインパーカは、和歌山産生地を使ったダブルフェイス仕様で当時の生地感を再現。

「エージースポルディング&ブロス」のスウェット
1万9000円/サードオフィス 03-6825-8501

タートルは1920年代の貴重なヴィンテージアーカイブを参考に、前後両方Vガゼットなどのディテールもしっかり再現。古着界でお宝だったやつが、ぐーんと身近になった。

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「アニエスベー」
’90年代に恋い焦がれあいつが限定販売

「アニエスベー」のスウェット
名作を着たアニエス本人の写真が印象的な特別トートは単品販売も可能(3000円)。 各2万円[スペシャルトートバッグ付き。]/アニエスベー 03-6229-5800

アニエスベーを代表するカーディガンプレッション。スウェットの前を切り開き、ルネッサンス調の衣装のようにスナップボタンをずらりと並べてカーディガンにしたことで誕生した。そして現在も素材やディテールを変え進化を続ける。

そんな名作が誕生40周年を迎え記念アイテムをリリース。発売当初から変わらない工場で生産するフランスメイドで、ロゴも当時を再現したイラスト入りの特別デザイン。姿、形はそこまで変わらずとも、やっぱり違う本国生産ものは、オーシャンズ世代にとっても歓喜の品だ。

 

「プラナ」
洋服を通して環境と対話するプラナのアイデンティティ

「プラナ」のスウェット
1万6000円/コロンビアスポーツウェアジャパン 0120-193-803

環境へのダメージを抑えた良品を誠実かつ倫理的なプロセスでつくりたい。リサイクル素材と天然素材を掛け合わせたサステナブルなマテリアルによって製造された今作には、そんなプラナの精神が宿っている。つまりこれを着ることは社会へのメッセージであり、貢献にもつながるのだ。

こういったファッションアプローチが盛んなカリフォルニアで、ヨガやサーフィンといったアクティビティに囲まれながら生まれ育ったブランドが輝いて見えるということは、オーシャンズな男という証拠でもある。

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「ループウィラー」
日本の妙技が詰まったキングオブジャパンスウェット

「ループウィラー」のスウェット
1万9000円/ループウィラー 千駄ヶ谷 03-5414-2350

着心地の良い吊り編みものだけを世界に発信するループウィラーは、日本が誇るスウェット界の王様。今季もつくられるのは心地良いものだけだ。しかも本作は編める吊り編み機は現存する1台のみ!という稀少性の高さも売り。

中糸、裏糸には生成り、表糸にネイビーと生成りの2本の糸を使用し、独特な表情と素材特有の柔らかさを生み出している。袖口や裾、脇の切り替えには専用に編み立てたフライスを使用。細部から漂うヴィンテージ感と現代シルエットが相まったブランドの妙技が詰まっているのだ。

 

清水健吾=写真 星 光彦=スタイリング 黒澤卓也=編集・文

# スウェット
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