平日戦い続けた戦士たちが、休息を得る安息の日。いったい何をはいて過ごすべきなのか。はき慣れたデニムは安心できるけど、そればかりでは能がない。
この秋冬は視野を広げ、チノパンや軍パンに目を向けてみてはどうだろう。少し見ぬ間に華麗に進化を遂げた2種のパンツは、改めて興味深く、その魅力とともに大人だからこそのはき方をレクチャーする。
最近、チノや軍パンが気になるという2人のお洒落のプロ。今、どんな気分で、どんな着こなしをしているのか見せてもらった。
【チノパン】トラッドな装いで、きれいめコーディネイトに
エディフィス コンセプター 紺野浩靖さん Age 42エディフィスのコンセプターとして、ブランド全体のディレクション業を行う紺野さん。「少し前まではイージーパンツなどをはいて、スポーティな格好が多かったですが、ここ最近は、きちんと洋服を着よう!という気分になり、トラッドな服を手に取ることが多いです。その流れでチノパンを最近またはくようになりました」。
今日はいているのは6年くらい前に購入したエディフィスのもの。昔は太く感じたシルエットが、今はちょうど時代の空気感とマッチ。タータンチェックのコートやスタンスミスなど、合わせたアイテムもやはりトラッドなもの。全体的にゆったりシルエットだが、きれいめにまとめたコーディネイトは参考になる。
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