ビジネスに遊びに大活躍。本当に使えるON・OFF兼用アウターはコレだ!
ワンシーズンで数回しか着ないアウターなんて論外。「仕事/遊び」の境界線が曖昧な今だからこそ、アウターは両用使いが正義。
ビジネスシーンでジャケットが隠れる着丈、そして違和感のない素材感や主張しすぎないデザインに着目してセレクトしてみた。
CANADA GOOSE カナダグース

[ON STYLE]スーツの上に重ねても品良くまとまる
[OFF STYLE]洗練された都会のモノトーンスタイルに
1957年カナダのトロントにて創業した、お馴染みのブランド。こちらは左腕に黒ワッペンをあしらう、ブラックレーベルのモデル「ウェッジモント」だ。佇まいもミニマルで都会的、ジャケットの上に重ねても裾がはみ出さない長めの着丈も相まってオンオフ両用には理想的な逸品。マチ付きの大型ポケットは手袋の収納にも便利で、横から手を入れるハンドウォーマーとしても活躍する。
LAVENHAM × TOMORROWLAND
ラベンハム × トゥモローランド

[ON STYLE]コーデュロイ素材のセットアップにも相性良し!
[OFF STYLE]いつものデニムを英国調にこなしてみる
キルティングジャケットの元祖である英国の老舗ラベンハムにトゥモローランドが型別注したモデル。重ね着に適したゆとりあるフィット感とロング丈にアレンジした新型、その名も「ウォルシャム」だ。ミリタリーウェアを意識してウエストにドローコードを追加、同色のベルベット素材で切り替えた襟とポケットフラップも良きアクセントに。英国トラッドな薫りを残しつつ、デニムスタイルにも相性のいい男らしい仕上がりとなった。
MACKINTOSH マッキントッシュ

男らしくもエレガントなデザインが人気の「ダウンフィールド」。クラシカルなウール素材なのに、防水性と透湿性を備えたロロ・ピアーナのストームシステムを採用しているから、悪天候をも味方にできる。
TRADITIONAL WEATHERWEAR × LIFE STYLE TAILOR
トラディショナル ウェザーウェア × ライフスタイルテーラー

定番「ウェーヴァリー」をベースに、光沢感のあるナイロン素材で別注。ジャケットの上に着用することを想定し、ゆとりあるフィット感に変更。パイピングを共布にしてミニマルな表情に。
TATRAS R LINE タトラス アールライン

今季ロングセラーモデル「ドミッツィアーノ」にロロ ピアーナのスーツ生地を採用。上品な光沢を放つシルク混ウールが平日使いを約束。またボディには撥水加工を施し機能性にも抜かりはない。
MUJI 無印良品

休日にはもちろん、薄手のノーカラーデザインだからビジネスシーンでジャケットの下にさりげなく着込むこともできる。軽量で膨らみが大きいダウンは保温性も高く、ポケッタブル仕様のため出張や旅行にも重宝する。
CAPE HEIGHTS ケープハイツ

防水・防風性に優れ、通気性もある独自素材80/20クロスをシェルに採用した、ベストセラーモデル「ルタック」。光沢感を抑えたマットな質感のため、クラシックなスーツやジャケットにも違和感なく馴染む。
川田有二=写真(人物)鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 髙村将司、川瀬拓郎、増山直樹、押条良太(押条事務所)=文