2019.11.03
FASHION

街の若手OLがランキング「男性上司の理想のビジネススタイルはどれ?」

知ってるつもりの彼女のキモチ●あなたは、そばにいる女性の気持ちを、本当にわかっているだろうか? 服装、遊び、家事、仕事。どこか、ひとりよがりになってはいないだろうか? 会社の部下、同僚、取引先のあの人、妻……彼女たちの本音を知って、我がふり直せ。

今や、“ビジカジ”という言葉も一般的になり、節度と協調がキモだったビジネススタイルの選択肢が増している。我々としては大手を振って歓迎したい状況だが、果たして社内の後輩&部下の女性たちはその様をどう見ているのか。

オーシャンズ19年12月号でも登場している、人気企画「部長びんびん“着回し”物語」の主役、平山ユースケ部長の着こなしを例に、会社帰りの女性たちに聞いてみました。

「あなたの男性上司の着こなし、理想はどれ?」。

5位から1位をカウントダウンしながら見ていこう。

アンケート方法

街行く会社員の女性に、オーシャンズの人気着回し企画である、「部長びんびん“着回し”物語 season4 19年12月号」にてユースケ部長が着こなしたビジネススタイルから、理想のスタイルを1〜3位までを選出してもらった。1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計。

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5位 女子社員にもしっかり届く、さりげない遊び心

同票で5位にランクインしたのがこちらの2つのスタイル。女子たちの目を惹きつけたのは、さりげない遊び心だった。

「ベージュのトレンチコートは一般的なアウターですけど、襟の色を切り替えただけですごく新鮮ですよね。こだわってる感じ」(メーカー勤務、20代)

「かっちりして見えるネイビーのジャケットだから、インナーのカジュアルなチェックシャツがアリ! なんだかシリコンバレーにいそう(笑)」(IT会社勤務、30代)

と、男の細かなこだわりをしっかり汲み取ってくれた。

アンケートに答えてくれた、学生時代からの仲良しコンビ。カナダへ留学経験のあるコート姿の女性は不動産関係にお勤め。カジュアルな装いの左の女性はIT会社勤務。これからカナダへ留学し、語学を勉強するのだとか。

「カナダへ留学したことがあるのですが、あちらの人たちはビシッとしたスーツでもちょっと遊んでるんです。シャツに柄が入っていたりとか。そういうのが似合っている人たちは格好いいなと思います」(不動産勤務、20代)

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4位 抑えめの柄や色でつくるワンポイントが◎

4位に同票でランクインしたのがこちらの2つ。ともにグレーのウールジャケットに、インナーにはニットとカットソーを挟んでいる。ハウンドトゥースのスラックス、とネイビーのカットソーがポイント。

「派手過ぎないけど、ちゃんと個性がある千鳥格子がオシャレ。それをスラックスに採用したところがハナマルです」(百貨店勤務、30代)

「インナーのカットソーでネイビーの色が入ってますが、濃いめなのでそんなに主張してない。明るいネイビーだと高校生みたいにイメージだけど(笑)、これぐらいの濃さならオシャレに見えます」(不動産勤務、20代)

というように、取り入れ方次第では、柄モノや色モノも好感を得る足がかりになりそうだ。

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3位 コンサバにまとめるなら、小物まで統一感を

3位にランクインしたのは、5位、4位とは打って変わってコンサバティブな印象の着こなし。ポイントとなったのはアウターや小物である。

「アウターはカジュアルですけど、印象はシックですよね。落ち着いたブラウンでネクタイやバッグ、靴も統一しているから、大人っぽく見えるのかも」(医療関係勤務、20代)

と、周りに配する小物の重要性を示唆してくれた。

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2位 基本にして王道なサイズ感

遊び心や小物への気配りにオシャレを感じる若手OLもいれば、

「スーツをビシッと着ている男性はそれだけも格好いい。だから、あまり崩し過ぎないほうがいいのでは?」(人材派遣会社勤務、30代)

という感想も多くあった。そこで2位にランクインしたのが上のスタイル。

「久々の女子会(笑)」という笑顔がチャーミングなお2人は、スポーツイベント運営会社勤務(右)とIT会社勤務(左)。時折飛び出す辛辣な意見にこちらもつい苦笑い。

一見“普通”と思しきネイビースーツの着こなしだが、彼女たちに格好いいと思わせたのはサイズ感。

「自分の体にあったサイジングで着こなしていれば、それだけでもキリッと見えて素敵」(スポーツイベント運営会社勤務、20代)。

「ジャケットもピタっと体に沿っていて、パンツは妙に短かったりダブダブだったりせず、くるぶしが隠れるぐらい。ちょうどいいサイズが、いちばん重要だと思います」(IT会社勤務、20代)

40代は体型の曲がり角でもある。ピチピチやダブダブのスーツ、着てしまっていませんか?

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1位 意外(?)なベージュ

スーツはグレー、ネイビーが基本色となるが、意外(?)にも1位に躍り出たのは、ベージュのジャケットのスタイル。

「余裕を感じますね。周りとはちょっと違う……どこかの企業の重役みたいな感じがします」(旅行代理店勤務、30代)

「こんな洒落ている上司の隣を歩きたい(笑)」(アパレル関係勤務、20代)

と、漂う大人の空気に理想を重ねる女性が多数。

左はサービス業に、右は教育関係にお勤めの美人コンビ。「サイジングさえ間違えてなければ」と、寛容なスタンスを見せつつも、「シャツのうえに明るいニットを着たおじさんは、高校の先生にしか見えないよね」といった辛口な意見も。

また、

「白のハイネックのカットソーが爽やかで若々しい」(サービス業勤務、20代)

「ベージュのジャケットで白シャツだと途端におじさん臭くなりそうですけど、ハイネックだと優しい印象になりますね」(教育関係勤務、20代)

とインナーを絶賛する声も。ビジネス服の新たな選択肢として、是非!


調べていくと、周囲の後輩女性社員たちはやはり、我々とは違うファッション観や視点で我々のビジネス服を見ている。

培ってきた自分の感覚を信じることも大事だが、意固地にならず、ときには彼女たちの意見に耳を貸すことも“余裕ある大人”としては必要かもしれない。


菊地 亮=取材・文

# ビジネス# ユースケ部長# 上司# 女性目線
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