2019.09.11
FASHION

着方のアレンジか? 小物使いか? 定番シャツを新鮮&好印象に見せるコツ

シャツは最もスタンダードなワードローブのひとつだけに、ちょっとした着方のアレンジで、大きな差が出るのも面白さ。

襟のボタンの開け方に、袖のまくり方。合わせる小物次第でも、印象は激変する。騙されたと思って、まずはお試しあれ!

 

ディテールの処理が印象を大きく左右する

老舗のチェックシャツにツータックのトラウザーズ。一見普通に見えて、センスの良さを感じるのはなぜか?
[男性]シャツ1万3000円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン ︎0120-185-718)、パンツ5万2000円/ロータ(トゥモローランド ︎0120-983-522)、靴4万円、ベルト1万8000円/ともにN.ハリウッド(ミスターハリウッド ︎03-5414-5071)、腕時計220万円/ジャガー・ルクルト ︎0120-79-1833、[女性]シャツ2万1000円、靴1万8500円/ともにデミルクスビームス(デミルクスビームス 新宿 ︎03-5339-9070)、スカート7万5000円/バッカ(トゥモローランド ︎0120-983-522)、ハット4万2000円/ボルサリーノ(ボルサリーノ ジャパン ︎03-5413-3954)、バッグ2万5000円/アエタ(アルファ PR ︎03-5413-3546)、イヤーカフ8万円/ブランイリス(ブランイリス エストネーション六本木ヒルズ店 ︎0120-503-971)

「往年の銀幕のスターが、名作映画でこう着てた」とか、「アイビー由来の服だから、こう合わせなくちゃいけないんだ」とか、とかく男のファッションには魅力的なウンチクがたくさんある。だけど、我々がどれだけ理論武装をしたとしても、女性はそんな渾身のコーディネイトを一瞥して、「全然好きじゃない」なんて切り捨てたりする。

男性ウケと女性ウケは往々にして無惨にも反するものなのだ。彼女たちがロマンティックになるのは夜景の見えるレストランから夢の国がある舞浜駅の改札前くらいで、普段はリアリストと心得よ。そして、そうした彼女たちの評価は真摯に受け止めなくてはならないのだ。

とはいえ、好印象を狙うばかりに、あれやこれやとやりすぎるのは逆効果。狙ってる感が鼻につけば、好感なんて持たれようがない。あくまで、ちょっとだけ気の利いたポイントを設けるくらいがベストだ。それはシャツのディテールの処理であったり、時計やベルトとのマッチングであったりと、手法はさまざま。そうしたテクニックをいくつか心得ておけば、どんなシャツを着たときでも自分らしいバランスになって、かつ洗練されて見えるのだ。

ガチガチに着飾った隙のない着こなしで「めちゃくちゃ素敵〜!」なんて黄色い声よりも、さらっと着たシャツに対して「なんか今日はちょっといつもより雰囲気いいね」くらいの言葉をかけてもらえるほうが、40歳を過ぎた大人にはきっと名誉なことなんじゃないだろうかね。

 

襟元にニュアンスをつけて男らしい色気を醸す
胸元がはだけすぎるのはNGだが、第1ボタンまで留めるのも優等生みたい……。第2ボタンくらいまで開けて、ニュアンスをつけるとこなれ感UP。ボタンダウンも外してちょっとユルめに。

 

適当に見えてこれも計算なんです
袖まくりは無造作に。きっちり折ると、逆に堅苦しく見えるので注意。決して暑いからまくっているのではなく、センス良く見せるためのテクニック。計算された適当感はぜひ身に付けたい。

 

袖をまくったときに見える角金時計
袖をまくったときに見える腕時計、女性にチェックされてますよ。ブランドにもこだわりたいけど、品の良さが何より大事。その点、端正な佇まいの角金時計はシャツをよりエレガントに見せる。

 

タックインしたあと、腰回りへの気配りも忘れずに
裾をただ入れればサマになるのかといえば、もちろんそんなことはない。腰回りゆったりなプリーツ入りのウエストに、質感のいいベルトを。気負ってないけど、気が利いている。

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こんなアイテムも好印象に見せるには効果的

シャツ1枚の軽装に、男の格を足してくれるのがレザーのベルト。
[左]1万4000円/サドラーズ、[右]1万8000円/メゾン ボワネ(ともにビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)

細身の上質レザーが美しい
シャツ1枚の軽装に、男の格を足してくれるのがレザーのベルト。左はイタリアの老舗で編み込みが長所で、対する右はフランスの名門は上質な黒のスエード。

 

ヒップポケットに入れたハンカチ変わりのバンダナは、男らしいアクセントにして、エチケットでもある。
バンダナ500円/&ベルベルジン ︎03-6384-5929、パンツ3万円/シヴィリア(ビームス 六本木ヒルズ ︎03-5775-1623)

ヒップに忍ばすバンダナは取り出す所作もサマになる
ヒップポケットに入れたハンカチ変わりのバンダナは、男らしいアクセントにして、エチケットでもある。

 

結んだロープを象った、その名も「ノットネックレス」
12万円/ファイヴサーティーパーク(ファイヴサーティーパーク ウェブストア ︎03-3468-3200)

チラッと輝く嫌みのないエレガンス
結んだロープを象った、その名も「ノットネックレス」。18金の輝きを、小ぶりなトップと細身のチェーンでさりげなくアピール。

 

三瓶康友=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 安西こずえ(coz.inc)=スタイリング 松田美穂(allure)=ヘアメイク 今野 壘=文

# シャツ# ベルト# 腕時計
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