裏原宿が盛り上がりを見せ始めた’90年代中盤。それまでは王道アメカジよろしくジーンズに合わせる人が多かったブーツは、東京的なストリートスタイルの影響を受け、ショーツとソックスとのコーディネートがファッションになっていった。
その後スニーカーの台頭であまり見かけなくなったこのスタイル。だが、’90年代ストリートを回顧する動きとともに再度盛り上がりを見せ、懐かしさからレッド・ウィングを筆頭にブーツを求める動きが顕著になっているのだ。
夏にサンダルばかりじゃ能がない。あえてのブーツ、短パンにブーツが今また面白いと思うのだ。
「ブランドストーン」

オーストラリアの自然豊かなタスマニア島で生まれたのがブランドストーンだ。’90年代に入るとブランドのなかでも一躍脚光を浴び始めたのが、サイドゴアブーツだ。
カジュアルなスタイルに取り入れやすいデザイン性の高さに加えて、履きやすくて丈夫。しかもソールに縫い目がないため靴底から水が浸入しにくいという機能性を備え、グリップ力も高く歩きやすいことから日に日に注目度は上昇。手頃な価格も影響して、現在にいたるまで安定した人気を誇る。
ブーツ2万3000円/シードコーポレーション 03-6709-9662、ショーツ2万2000円/ネイバーフッド(ネイバーフッド 原宿 03-3401-1201)、ベスト2万9000円/フランネル(ブルーム&ブランチ青山 03-6892-2014)、Tシャツ6000円/オンブレ ニーニョ(ディアゲスト 03-6452-6855)、ソックス1500円/ノンネイティブ(ベンダー 03-6452-3072)足元の武骨さを緩和すべく、ニットベストをイン。
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