ドレスのお姉さんたちは時計と靴で男を値踏みするそうだが、感度の高い男たちは同輩をこんなところで見分けていたりする。
たかが靴下と侮っちゃいけない。こういう何げないところにこそ、人のセンスは出てくるのだ。とまぁ、難しいことは抜きにして、とりあえず履いてみて。グラフィカルな足元、めちゃくちゃ映えるから。
WACKO MARIA ワコマリア
あえて控えめに配した「DREAM」の文字が意味深でクール。夏場になったらショーツと合わせてもよさそう。
WIND AND SEA ウィンダンシー
ネオンカラーが目をひく、お馴染みのロゴ。シューズを脱いでも洒脱なヒール&トウのカラーブロックが心ニクい。
BILLY BUDDUSKY ビリー バダスキー
配したメッセージは「THE DOORS LEADS TO SOMEWHERE」。これを履いて、どこに行こうか?
OFF-WHITE ℅ VIRGIL ABLOH
オフ-ホワイト ℅ ヴァージル アブロー
ロゴのインパクトもさることながら、このライムグリーンのトーンも絶妙。パンツの裾からチラッと覗くだけで効果は絶大。
F-LAGSTUF-F フラグスタフ
ちょっとケミカルなカラーリングで表現されたモザイク状の絵柄が面白い。アキレス腱沿いにブランド名が入っている。
C.E シーイー
ブランドの象徴的ワードを縦位置でレイアウト。肉厚リブで履き心地も申し分なし。意外と短靴と合わせるのもアリかも。
[上]WHITE MOUNTAINEERING ホワイトマウンテニアリング
[下]HYSTERIC GLAMOUR ヒステリックグラマー
[上]企業ロゴを思わせるグラフィックを大胆にレイアウト。ダークトーンのパンツとの相性の良さは特筆モノ。
[下]サイコビリーの草分け的NYバンドとのコラボレーション。ハードな音楽性もこれなら主張しやすいでしょ?
清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング 松本和也(W)=ヘアメイク 今野 壘=文