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2019.03.01

ファッション

ロンハーマンが目指した90年代ラルフ ローレンの世界

これを見て「はっ!」とした人は相当なアメカジ好きとお見受けする。90年代初頭にラルフ ローレンからリリースされていた、USAロゴのハーフジップ・スウェットである。
リリースされてい“た”モノがなぜココにあるのか? 答えは、ロンハーマンが別注したからだ。
1万8000円/ポロ ラルフ ローレン(ロンハーマン 03-3402-6839)
この別注スウェット、デザインの元ネタとなったのは、ロンハーマンのバイヤーチームがラルフ ローレンのアメリカ本社を訪れた際に目にした一枚の写真。そこに写っていたのは、USAのロゴとフラッグ以外は何もあしらわれていない、極めてシンプルなこのスウェットを着たラルフ・ローレン氏の姿だった。
「格好いい!」と、バイヤー陣はアイテムの詳細を調べたが、発売時期は特定できず、すでにインラインでの生産も終了。わかったのは「90年代初頭のモノらしい」ということだけ。何とかならないかとラルフ側と交渉し、写真を頼りに再現したのが今回の別注アイテムなのだ。
左肩には「USAフラッグ」の刺繍が。
スウェットはハーフジップ仕様で、ボディ両サイドにはポケットが取りつけられている。タグは90年代の旧タグを採用するというこだわりっぷりで、シルエットはゆったりめ。バック・トゥ・’90sな今の気分にピッタリな1着となった。
タグは90年代初頭に使われていたラルフ ローレンの旧タグを使用。
さらに今回、ロンハーマンは同デザインのTシャツ、キャップも合わせて別注。それがコチラ。
各1万円/すべてポロ ラルフ ローレン(ロンハーマン 03-3402-6839)
各8000円/すべてポロ ラルフ ローレン(ロンハーマン 03-3402-6839)
Tシャツは王道のホワイト、ネイビー、グレーの3色展開。肉厚なコットンボディでシルエットはゆったりめ。こちらも左袖にはUSAフラッグが入り、カレッジ感ある「USAロゴ」が懐かしさとともにフレッシュな感覚を運んでくれる。
フロントに大きく「USAロゴ」を配したキャップは、スタンダードな6枚はぎタイプ。かぶりも深いので身に着ける人を選ばないのがうれしい。後部には星条旗が入り、後ろ姿も抜かりなし。ホワイト、ネイビー、シャンブレーを展開する。
ロンハーマンの“ラルフ ローレン愛”の結晶とも言える今回の別注アイテム。同じくラルフ愛を持つオーシャンズ世代なら共感せずにはいられない、価値ある逸品だと思うのだ。
 
[問い合わせ]
ロンハーマン
03-3402-6839

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