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2019.02.17

ファッション

「懐かしい」を「新しい」に変えたコンバース三兄弟のソールの秘密

コンバースが革新的な機能やデザインでスポーツブランドとして発展した、1980〜90年代を代表するモデル「CONS ERX 400 HI」。
NBA・レイカーズで活躍したマジック・ジョンソンが着用した「CONS ERX 400 HI」をアップデートしたコンバース「ERX 400 EW HI」。
1万3000円/コンバース 0120-819-217
足首までカバーするハイカット、スリットの入ったバックステー、星の入ったCONSロゴ。「これ履いてバスケやってたわ〜」という人もいるかと思うが、その名作をベースに現代的にアップデートしたモデルが2月末に発売される。
それが、この「ERX 400 EW HI」。当時のトリコールカラーもそのままの……なのに、「懐かしさ」より「新しさ」を感じるのはなぜか。答えはソールだ。

かつてコンバースのバッシュに搭載されていたクッショニングシステム「エナジーウェーブ」をアップデートさせたミッドソールを採用することで、ボリュームたっぷりな厚底に。それがイマドキな見た目を確保。オーシャンズ世代としては、まるでガンダムのようなルックスにもキュンとする。そして、これは履き心地の向上にもひと役買っている。
1989年のエナジーウェーブをリニューアルした新しいエナジーウェーブ。
ミッドソールには高弾性の圧縮E.V.Aと独自配合のポリウレタンを波状に配置することで衝撃を分散し、快適な歩行をサポート。見た目だけの進化じゃないのがありがたい。
同じソールシステムを採用し、同時リリースされる2モデルも見てみよう。
’92年リリースのあの名作も同時にアップデート!
バルセロナ五輪でマジック・ジョンソンが履いたコンバースの傑作「ACCELERATOR」をアップデートした「ACCELERATOR EW MID」。
各1万2000円/コンバース 0120-819-217
「ACCELERATOR(アクセレレイター)」といえば、バルセロナ五輪で注目されたコンバースの傑作バッシュ。こちらの「ACCELERATOR EW MID」は 1992年発売の「アクセレレイター 3」をアップデートしたものだ。面ファスナーのアンクルストラップがレトロだが、こちらもソールはハイボリュームとなっているので、現代的な雰囲気にまとまっている。落ち着きのあるモノトーンのホワイトか、モード感のあるブラックか。迷うところ。
名作のディテールをいいとこ取りした新作
アーカイブにあるバッシュのいいとこ取りでデザインした「MXWAVE EW」。
各1万4000円/コンバース 0120-819-217
小さめのシェブロンスター、プラスチックパーツ、タンに入ったCONSロゴ。アーカイブにあるバッシュのいいとこ取りでデザインした「MXWAVE EW」。ローカットだとソールのボリューム感が強調されるので、より今っぽい雰囲気を求めるならこちらがオススメだ。
こだわりの“三兄弟”を俯瞰して生まれる葛藤

先に紹介したスニーカーをまとめて見ると、三兄弟みんな魅力的。服への合わせやすさを考えたらアレだし、コレも意外な線としてアリだし、ソレはコレクター心を刺激する。つまりは「選べない」ってのが唯一の悩み。そこだけ目をつむれば、こんなに魅力的なスニーカーも、そうそうないと思うのだ。

[問い合わせ]
コンバースインフォメーションセンター
0120-819-217
http://converse.co.jp/



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