男の日常に寄り添う「カルバン・クライン」のウォッチ&アクセサリー
PREMIUM BRAND × DAILY STYLE
CALVIN KLEIN カルバン・クライン
カルバン・クラインの時計やアクセサリーといったアイテムは、趣味のある男の日常に寄り添い、確かな存在感を示す。

自宅でちょっとひと息、というときに、ハードなバングルやチェーンのブレスレットは邪魔になる。そこで、蛇腹風デザインのこちら。中に仕込んだスプリングが可動し、フィット感抜群。ラウンドした側面が腕へのアタリもソフトにしてくれる。ソリッドなブラックメタルが年相応の品もしっかり保つ。さて、上質なコーヒーが入ったようだ。

シンプルな三針デザインとクロコの型押しベルトがシックな新作ウォッチ。外周にテンプ振動分の目盛りを配した精緻なデザインが出色だ。モデル名にイタリア語で無限を意味する「インフィニート」という言葉を冠するように、カジュアルからビジネスまで着用のシーンに際限はない。ETA社のムーブメントを搭載し、シースルーのケースバックを採用する。

趣味の道具を見つめる先にはお気に入りのリングが。サンドブラスト加工を施したマットなPVDパーツと、光沢部分とのコントラストが表現する構築美が出色。トップにさりげなくブランド名を配している。

身に着けるものには、自分の好きな世界を投影させたい。男なら誰もがわかる、この気持ち。レザーコードを用いたシンプルなブレスレットは、「アンカー(錨)」というモデル名。黒、茶、グレー、青の4色展開の中から、海に想いを馳せて選んだ1本だ。

モノトーンの静かなイメージから、ビビッドカラーを巧みに使ったポップな世界へ。ブルーフェイスに黄色いインダイヤル、左右で色を切り替えたダイヤル外周。アクセサリーとしての機能も優れることは、言うまでもない。

デニムと相性のいいシルバーアクセサリー。それをいかに洗練させるか。カルバン・クラインからの解答はこうだ。ブレスレットは、太さが異なる2つのメタルをX状に重ね、独特なフォルムを形成。コンテンポラリーなムードを持たせた。そして、どこかドッグタグを想起させるネックレスは、シルバー部分を黒のメタルパーツで挟むことでモダンに昇華。オマケに普段使いしやすいプライス設定。これを模範解答として異論はないはずだ。

どこかセクシーでノーブルな、ゴールドケースの腕時計が示すのは22時25分。大人の時間の始まりである。シルバーのダイヤルは光の当たり方によって表情を変え、バーインデックスはそこに力強い影を落とす。無駄を削ぎ落としながらも強い存在感を示すデザインは、まるでスタンダードジャズのような魅力を放っている。
清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク