https://oceans.tokyo.jp/fashion/2019-0107-1/

「色で冒険」は街で着るアウトドアの既得権益か。ダウンジャケットで検証

このエントリーをはてなブックマークに追加

僕らが普段着ている「街のアウター」の色を改めて思い返してみると……。

コートにしてもブルゾンにしても、黒、ネイビー、グレーといった定番色をチョイスすることが多いのではないだろうか。それはそれでOK。一方で、アウトドアのアウターにはさまざまな“色”が用意されている。定番色はもちろん、ビビッドな色からニュアンスのある色まで。

つまりアウトドア服を選べば初めから「色で冒険」できる、といえるのではないだろうか。冬のアウターの代表格、ダウンジャケットを集めてみたら、やっぱりご覧のとおりの多彩な色。色で冒険した着こなしで、街の冒険を楽しんでみては。


街で目を引く鮮烈なミントグリーン

ダウンジャケット6万5000円/サタデーズ ニューヨーク シティ 03-5459-5033、ニット6万8000円/リヴォラ(スタジオ ファブワーク 03-6438-9575)、パンツ1万7000円/SSZ(ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)、グローブ5400円/シテラ(ヤマト インターナショナル 03-5493-5651)

都市とサーフをつなぐライフスタイルを提案し続けているサタデーズ ニューヨーク シティ。その服には「街で着るアウトドア」のエッセンスがすべて備わっているといっても過言ではないだろう。

美しいミントグリーンのダウンジャケットを纏えば、それだけで「街に出かけたい」という気持ちが盛り上がってくる。もちろん機能面も完璧で、アメリカのダウン専門メーカー、アライド社の高品質なグースダウンを採用。防寒性を考慮した大きな襟や長めの着丈は、デザインとしても個性を発揮。僕らの冬に彩りを与えてくれる1着だ。


ビビッド系やニュアンス系、冒険したくなるカラーダウン

ダウンジャケット8万9000円/ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623、カットソー1万6000円/アウターノウン(RHC ロンハーマン 045-319-6700)、パンツ1万7000円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)

「マウンテンハードウェア」
鮮烈なオレンジ色のインパクトに加え、そのボリューム感とディテールがただ者ではない雰囲気を感じさせる。その名も「アブソルートゼロパーカ」。極地遠征や8000m級の高所登山用に開発されたモデルだ。高い保温性と動きやすさを兼ね備えており、街で着るならインナーは薄着でも問題なし。


12万円/タトラス ジャパン 03-5708-5188

「タトラス」
ビビッドな赤とボリュームのあるフードのファーが個性的な1着。フロントボタンや腰ポケットはクラシックなマウンテンパーカのデザインを踏襲しているが、表地はストレッチが利いていて動きやすさ抜群。汚れにも強く、撥水効果も備えている。シティウェア目線でいけば、ウエストのドローコードでシルエット調整がOKってのもうれしい。見た目も機能性もパーフェクトなやつである。


3万円/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店 03-5428-1893

「ジェリー」 × 「ビューティ&ユース」
半世紀以上の歴史を持ち、アメリカのアウトドアファンに広く親しまれているのがジェリーのダウンジャケットだ。ビューティ&ユースによる、生地やパターンを別注したモデルがこちら。赤みを帯びたブラウンカラーの発色の良さが活きるナイロン地で、大きめ&丸みのあるシルエットが今どき。街向きダウンにしっかりと生まれ変わった。


8万8000円/伊勢丹新宿店 03-3352-1111

「ウールリッチ」
1972年、アラスカのパイプライン作業時の耐寒ウェアとして開発された「アークティックパーカ」。以来、ウールリッチのアイコン的アイテムとして広く親しまれているアウターだ。こちらは深みのあるイエローが目を引くファーなしのモデル。フードの縁にはワイヤーが内蔵され、きれいな形をキープしてくれる。機能的なディテールが街でも効果を発揮してくれるというわけだ。


11万円/ストーンアイランド 03-6271-4654

「ストーンアイランド」
しなやかでツヤのある、個性的なパープルカラーの生地を採用。そのうえで優れた撥水性と、洗濯を重ねても風合いを損なわない耐久性を備えているというから舌を巻く。襟や前立てのボタンのデザインも含めて、色を楽しむには打ってつけのダウンといえよう。中綿にはもちろん高品質のダウンを使用。デザイン力と機能性を兼ね備えた、“街ダウン”の決定版なのである。


左●11万8000円/デサント ブラン 代官山 03-6416-5989、右●3万3000円/アリガインターナショナル 03-6659-4126

左●「デサント オルテライン」
ニュアンスのあるブルーの生地と、見た目からその機能性が伝わってくるデザインが秀逸。表地には動きやすさ抜群の4-WAYストレッチ素材を採用。熱圧着とシームテープ加工により、高い防水性能を発揮する。フロントに施されたテープ状のディテールは、ポケット部分への水滴の流れを抑制するためのものだ。機能とデザインが高い次元で融合している1着。

右●「シエラデザインズ」
コットン60%、ナイロン40%の比率で混紡した「60/40クロス」を表地に採用。アウトドアファンにはお馴染みのこの素材は、やはりクラシックなタンカラーで着るのが気分だ(と思う)。革のストッパー付きドローコード、スナップボタン&ファスナーの比翼仕立てのフロント、ハンドウォーマー付きの腰ポケットなど、直球のアメリカンカジュアルデザインが心をくすぐる。


左●7万7000円/ゴールドウイン 0120-307-560、右●5万9000円/RCTジャパン 03-6303-1039

左●「ザ・ノース・フェイス」
ダークグリーンのボディに、胸のブランドロゴと両袖のワッペンが映えるアウトドア服らしいデザイン。強度の高い表地にゴアテックスメンブレンをインサートし、防水性と透湿性を確保する。中綿に優れた保温性を発揮する「光電子ダウン」を使用している。極寒地での作業を想定して作られたタフなダウンジャケットは、もちろん街の冒険においても、心強い相棒となってくれるはず。

右●「ピークパフォーマンス」
スキーウェアからゴルフウェアまで手掛けるスウェーデンのアウトドアブランド、ピークパフォーマンス。そのプロダクトのなかから、街の冒険にぴったりのスタイリッシュなグレーカラーのダウンを発見した。適度にフィットするシルエットも実に都会的なのである。もちろん中綿のダウンは700フィルパワーを誇る高品質。表地には耐久撥水加工が施される。これも間違いなく逸品だ!


清水写真事務所=写真 荒木大輔=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 増田海治郎、加瀬友重、今野 壘=文

このエントリーをはてなブックマークに追加
アウターの合わせ方に注目! 街中で大活躍中のアウトドアな服
2019.01.14
街で着こなす“都市型アウトドアウェア”のお手本スタイル
2019.01.13
10周年で誕生した日本製ダウンは“街で着るアウトドア”の傑作だ
2019.01.09
デビューシーズンから早くも話題! アウトドア生まれの世界代表ブランド
2019.01.08
ファッション性も機能性も全部好き「アウトドアウェア」は最高の街着だ!
シックにまとめるために。NYでの常套手段とは
2019.03.18
ヘアカラーまでハマっている 上品なコントラスト
2019.03.17
渋カジスタイルがサマになっている理由
2019.03.16
男らしい色気は 小物の力で手に入れる
2019.03.15
抜群に今っぽい大胆なサイジング
2019.03.13
冬アウターのゴワつきがイヤ。 なら、アウトドアなヤツに頼れ
2019.03.12
オーバーサイジングなダウンを着るとき、ほかのアイテムは?
2019.03.11
こなれ感だけではなくモノ選びも説得力高め
2019.03.10
ボリューム感の緩急が引き立つシンプルルック
2019.03.09
家族みんなで楽しんだ爽快ブルートーン
2019.03.08
色と素材で強調した遊び心満点のレイヤード
2019.03.07
スタンダードな装いに 違いを見せる素材使いとは
2019.03.05