質感、色み、経年変化、どれを取っても愛おしい。そんなデニムホリックに新たな“出会い”をお届け。近頃はさまざまなアイデアで変貌を遂げ、はくだけじゃない楽しみが広がっているのだ。もはや衣食住すべて。大好きなインディゴブルーに囲まれる楽園生活、早速始めてみては?
デニムに貯めたり、デニムを被ったり、デニムで暖まったり…、まだまだ楽しみ方は無限大!てことで僕らの周りの溢れるデニム小物を集めてみました。
「オールド パーク」のウエストバッグ
5ポケットじゃ足りないから、倍にしよう。というわけで、オールド パークが手掛けたのは、ヴィンテージデニムを大胆に裁断して仕上げた10ポケットのウエストバッグ。実用性はもちろん、着こなしへのアクセント使いにも使えそうだ。
「ディーゼル」の財布
上からナイロン、レザー、そしてデニムを貼り合わせ、見事なグラデーションを構築させた2つ折りタイプ。異なる3種の素材の肌触りがタマらない、でもお金はタマる財布。てことでいかがでしょうか?
「ニューエラ」のバケットハット
質の高いカイハラデニムを使用し、スタンダードなバケットハットに仕立てた。13オンスのタフなファブリックに強めの洗いをかけた色みは、シンプルな装いに適度なアクセントを加えてくれる。丈夫さを考えればリアルなアウトドアユースにも最適。
「ジュモウ」のマフラー
デニム製のマフラーと聞いて驚き、ダウン入りと知ってさらにビックリ。しかもデニムはセルビッジ仕様で、先端に赤ミミを覗かせるこだわり設計。ライトオンスデニムを使用し、ゴワつきを最小限に抑えているので、肌当たりが優しいのもうれしいね。
「インディビジュアライズド アクセサリー」のタイ
アメリカンシャツの名門による、ヴィンテージデニムから着想を得た1本。大剣幅をやや狭くしてスマートに仕上げたため、デニムの武骨な印象が程良く緩和されている。ビシッと締めれば、ユルめのタイドアップが完成。
「オメガ」の腕時計
頑丈なデニムと、図抜けた耐磁性を有する「レイルマスター」。そのタフネスで労働者を支えた両者が腕元で邂逅。ストラップだけでなくヘアラインの入ったブルーダイヤルもデニムを想起させ、思わずニヤリとさせられる。
「ジョンブル×キッズ ラブ ゲイト」のダブルモンク
一見シンプルなレザーのダブルモンクシューズのように見えて、実はアッパーに用いられたのは加工をいっさいしないブラックデニム。経年変化はもちろん、キズすら楽しみな1足といえよう。シューメイカーとデニムブランド、日本の両雄によるコラボ作。
鈴木泰之=写真 伊藤良輔、星 光彦=スタイリング 菊地 亮=文