【スポカジ物語】二子玉川在住・三浦マーシー(46歳)のTPO別スポカジコーデ5
高感度な40代からジワジワとブームになりつつあるスポカジだが、そのスタイルは十人十色。詳しく調べてみるとどうやら“地域差”があるようで。
スポカジな大人たちの生息していそうな2つの街にフォーカス。港区・六本木在住のメトロセクシャル・ユースケと、世田谷区・二子玉川に住む自然志向のアクティブパパ・マーシー。
前編は六本木代表・ユースケに密着したが、後編は、スポカジはアクティブなパパのユニフォームだという三浦マーシー(46歳)。
さあ、アナタに眩しく映るスポカジ40代はどっち?
世田谷区・二子玉川スポカジ代表
三浦マーシー Age 46

大手メーカーの広報部に勤務の46歳は、仕事も遊びも目いっぱい楽しむアクティブ派。東急線・二子玉川駅近くのマンションに、料理研究家の妻と小学生の息子、1歳の娘と暮らす。趣味はサーフィンとキャンプ。アウトドアも楽しめるレトロな雰囲気のスポカジが好み。
会社を早めに引き上げた金曜日の夕暮れどき、列車が東急大井町線・上野毛駅を過ぎてしばらくすると、目の前に多摩川の河川敷が広がる。マーシーはこの景色を見るたび、たまらなく幸せな気持ちになる。最近、二子玉川に引っ越してきたパパ友に、このことを話すと、まったく同じらしい。週末にしたいことがあれこれ頭に浮かんでくる。
引っ越してきて4年、いちばん変わったのは週末に遠出をしなくなったこと。ここにいれば、買い物も遊びもほとんどが事足りてしまうからだ。マーシーはこの街で過ごす週末を“バカンス”と呼ぶ。土日の2日間だけだが、それくらい充実した楽しい休日なのだ。

ファッションは断然スポカジ。子供と遊ぶときにも動きやすいし、サッカー教室のコーチもできる。もちろん駅前でのショッピングもオーケーだ。緑が多い土地だから、カラフルなスポーツウェアを使ったスタイリングがマッチする。そう、ニコタマ・バカンスにはやはりスポカジが相応しい。
「今日は息子のサッカー教室のコーチング」

トリコロールカラーのロゴ側章がインパクト大。
「子供の服を買いに二子玉川ライズへ」

色落ちデニムでこなれ感がUP。レトロなトラックジャケットとポロのパープルが響きあう。
「今日は父兄参観日だからひとつ上のスポカジで」

トップスは上品なボルドー。パンツのオレンジ側章が着こなしのレトロスパイスに。
「河川敷でBBQ!川沿いは冷えるからアノラックが重宝」

野山に映える!暖色を効かせた秋のスポカジスタイル。
「日曜の兵庫島公園で短パンがいちばん似合うパパはオレでしょ!?」

テニス風のスウェットを短丈ショーツで軽快にこなす。
鈴木 新(go relax E more)=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 荒木大輔=スタイリング 高草木 剛(VANITES)、吉田太郎=ヘアメイク