我々オーシャンズ世代は昔からスポーツをファッションに取り入れてきたが、当時と今が違うのは、スポーツとカジュアルの距離感。スポーツとカジュアルファッションはさらに接近した存在となっているのだ。そんな最新のスポーツ+カジュアル=“スポカジ”を紹介。
まず手に入れるべきワードローブとして推奨したいのがトラックパンツ。学生時代の“ジャージー”とは違った、グッドデザイン&シルエットが今、大豊作だ。まだまだ暑いこの時季は、Tシャツに合わせるだけで手っ取り早く“スポカジ感”を醸し出せるはず。
①「ニードルズ」のトラックパンツ
サイドラインの入るトラックパンツなら、スポーツテイストが即手に入る。スウェットパンツ代わりにはいて、いつものTシャツを合わせるだけでOKだ。
太い側章に好配色。トラックパンツをファッションアイテムとしていち早く取り入れたのがニードルズだ。四の五の言わずに、まずはこちらを。シルエットはストレートとナローの2種類。モデルが着用したのはストレートタイプだ。
②「ヴィンス」のトラックパンツ
落ち着いたオリーブグリーンにキリッとモノトーンのラインで、ルーズさとは無縁の表情に。テーパードが強めに利いたシルエットも功を奏した。
③「アディダス オリジナルス」のトラックパンツ
トレフォイル&スリーストライプスの王道仕様。懐かしくも、膝下がすっきりと狭まった形は昔にはなかった好バランスである。
④「パーム・エンジェルス」のトラックパンツ
ハイストリートの筆頭株らしい総柄のチェックプリントがオシャレ選手権1等賞。太めのサイドラインはコートの裾から覗くだけでもインパクト大。
鈴木 新(go relax E more)=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 荒木大輔=スタイリング 高草木 剛(VANITES)、吉田太郎=ヘアメイク