種カジのタネあかし Vol.19
2018.08.02
FASHION

「Tシャツ×短パン」を去年と同じにしない、ちょっとしたコツ

夏本番! とくれば……出ました、本領発揮。種カジの夏、短パンの夏だ。

だからこそ毎年思うことがある。同じTシャツ×短パンスタイルなのに、毎年種さんはどこか違う。大抵の大人は、昔の写真を見ると何年前なのかわからない問題が勃発し、マンネリスパイラルに陥るところなのに。

今回はその答え合わせを。

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Tシャツ/中村キース・ヘリング美術館、ショーツ/リック・オウエンス
、シューズ/クラークス フォー ユナイテッドアローズ
、サングラス/オークリー ※全て私物

種さんの夏はTシャツ×短パンがお決まり。しかし、去年(下の写真)を見ても分かるように雰囲気はまるで違う。よくも毎年、こうも雰囲気を変えられますね、の問いに「好きこそものの上手なれ。短パンが好きすぎるだけです」という説得力のありすぎるお答えが。

2017年、種さんの「Tシャツ×短パンスタイル」はこんな感じだった。

で、今年の種さんはどうかというと......なんだかパンツがでかい。

さては、さりげなくトレンドを絡めながら気になってきたお腹まで隠せちゃう的な狙いか、と勘ぐってみると、その指摘はどうやら半分間違い。「ピンポイントすぎますよ!(笑)」との返答。

なるほど、よ〜く見てみると、なんだかアーリー’90年代の薫りが漂っている。スケーターを思わせるビッグシルエットの短パンに、キース・ヘリング、そしてクラークスのワラビーモンク! いろいろ懐かしすぎるアイテムが満載だ。

しかも、今の着たい! をわんさか盛りながらモノトーン縛りにすることでうまくまとめている。うん、これなら周りが既視感を覚えることもなさそうだ。


好きなものを取り入れたいから“海”なサングラスを

今回はとにかく好きなエッセンスを装いに取り込むのがテーマ。だから、アイウェアもオークリーのフロッグスキンで。「もちろんモノトーンデザインで徹底です」。


ただ懐かしいだけじゃないんです!

「’90年代にアツかった名品をユナイテッドアローズが復刻。速攻ゲットです(笑)」と、足元はスエードの名靴ワラビーにモンクストラップが付いたモデルを。こいつが、短パン姿の風格を上げるのにひと役買う。


夏の街に海を持ち込む意外な選択肢

種さんのクルマのトランクに常備されている、波の写真がプリントされた大判タオル。「海上がりはもちろん、肌寒いときに羽織ったりもするし、愛犬トーフの居場所にもする。夏の必需品です」。

「結局、今着たい! という気分をどれだけ込められるか、ってことですよ」と種さん。なるほど、大いに納得。でも、好きなものを詰め込むのって、節操なくなりそうで怖い。

ただ、それもこれもモノトーンでまとめることで、街でもいけるシックさまで手に入れられる。これは試してみる価値ありですぞ!


PROFILE

たねいちあきら●1972年生まれの45歳、東京下町出身。サーフィンを愛する海男。長年勤め上げたビームスを退社し、現在はフリーランスとしてブランドのコンサルティングやプロダクトのディレクションなどを手掛ける。種カジのこぼれネタがポストされるインスタグラム(@taneichiakira)もチェック!

山本 大=写真

# ’90年代# Tシャツ# ショーツ# 種カジ
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