種カジのタネあかし Vol.18
2018.07.03
FASHION

夏こそ、あえてレザーでドレッシーに。種市流サーフスタイル

夏と言えばTシャツ。そこに異論はないが、昼夜の寒暖差や屋内外の気温差に対応するための一着は思いのほか重宝する。しかも、格好がつくのであれば活用しない手はない。

そこで、種さんが手に取ったのは……

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ジャケット/ジョンリンクス、Tシャツ/サタデーズ ニョーヨーク シティ、デニム/マインデニム、サンダル/ローカルズ ※すべて私物

種さんは、言わずと知れたサーフ党。今、スケートブランドが盛り上がってはいるけれど、今回は「改めてココのロゴTはいいなと思って」とサタデーズのTシャツで登場だ。

しかし、今日は、単なるサーフという感じではない。そのワケはご覧のようにスエードブルゾン合わせにある。

「この時季に!?」と思うかもしれない。ただ、種さん曰く“この時季だからこそ”のチョイスだとか。

「朝晩の寒暖差があったり、室内は冷房がガンガンだったりで、今って“羽織りモノ”が手放せない。これは一枚革でペラペラだし、ちょうどいいんです」。

確かに、うっかりTシャツ1枚で出かけて、夜になって「寒っ!」 なんてことは結構ある。

しかも、こうしたドレッシーなハズしは、かつて’70年代サーファーたちがよくやっていたテクニック。どうやら、そこへのオマージュも裏テーマにあるようだ。

なるほど、あえてサーフをドレッシーに。これは使えそうなネタですな。

羽織りモノにスエードを選んだもうひとつの理由

「Tシャツ1枚でも、小脇に上質なスエードがあるだけで雰囲気いいでしょ?」と種さん。

羽織るだけならアウトドア系のシェルアウターでもいい。ただ、脱いだり着たりが多い時季だからこそ、持った姿にも気を配るのが種さん流だ。


ビーサン姿をいい感じにするDIY

種さんが「マイ・スタンダード・ビーサン!」と話すハワイのローカルズ。その足元のアクセントになるよう、デニムは裾のステッチを解いて切りっぱなし風にカスタムしている。ビーサンスタイルでも決して手を抜かないひと工夫が大事なんだな〜。

髪に、手に、カラダに。海上がりの保湿用に。

髪の毛は、「さらっとして扱いやすい」というナチュラル系コスメブランド、ナプラのヘア用ポリッシュオイルでスタイリング。

海上がりにはハンドオイルとしてスキンケア用にも使っているとか。爽快な香りもいい感じ。


それにしても今回のベージュスエードはなんとも大人なチョイス。質感に品があり、それがオッサンの“枯れ感”に、妙にマッチする。七分袖のデザインもユニークで、袖口も広いから蒸れることがない。

それに、シルエットもゆったりめで革アウター特有の窮屈さを感じさせないのだ。秋冬=レザーアウターの固定概念を覆す妙案。サーファーのみならず、大人の誰もが活用できるかも。


PROFILE
たねいちあきら●1972年生まれの45歳、東京下町出身。サーフィンを愛する海男。長年勤め上げたビームスを退社し、現在はフリーランスとしてブランドのコンサルティングやプロダクトのディレクションなどを手掛ける。種カジのこぼれネタがポストされるインスタグラム(@taneichiakira)もチェック!

山本 大=写真

# アウター# サーファー# スエード# 種カジ
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