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2018.06.30

ファッション

見たことあるようで見たことない、リーバイスとダナーのスペシャルピース

不変の人気を誇るアメリカンブランド、ダナーとリーバイス。
両社から届いた新作は、これまで見慣れてきたアイテムと同じようで、どこか違う。そんなさりげない変化にまた、胸を掴まれる。
 

このブーツ、満足度マウンテン!

各2万8800円/ダナー×スノーピーク(スノーピーク 0120-010-660)
誰もがよく知るダナーのブーツ。ただ、こんな赤いアイレットのモデルは見たことがないであろう。お察しのとおり新作で、なかなか珍しいコラボもの。そのお相手は今年創業60周年を迎えたスノーピーク。

黒と独特なオリーブの2色が用意され、オリーブはスノーピークの人気テント「プロ. ライン」のカラーリングがそのままブーツに落とし込まれる。
シューレースも甲に付いた自在パーツも、テントに使われるものと同じデザインというこだわりぶり。アッパーにはゴアテックスを、ソールはビムラム社製を採用してスペックも万全だ。
ともに山で使うギアや靴を作り続けるブランドだけあって、このブーツは、マウンテンならぬ満点の出来栄えダナー。
 

社会の窓からアニバーサリー!


1873年5月20日って何の日? ふむ、リーバイス501の、つまりジーンズの誕生日で、その名も「501 DAY」なのである。今年で145回目を数えたこの日を記念したのは、アイコンであるボタンフライをポップにアレンジした501。
1万1000円/リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501
赤く彩られた4つのボタンにそれぞれ5、0、1、®の印字が燦然と輝く。
当初デニムは縮ませて体に馴染ませる「シュリンク・トゥ・フィット」が主流。ジップフライだと不具合が生じてしまうために選ばれたのがボタンというわけ。
まさに象徴とするに相応しいディテール。ま、場所が場所だけに、人に見せびらかしづらいのが、難点といえば難点だけどね。
 
コラボやアニバーサリーによってかくも楽しいアイテムへと変貌を遂げた老舗アメカジブランドの名作。昔を知っているからこそ、こんな遊び心溢れるアイテムがことさら新鮮に映る。
 
鈴木泰之=写真 松田有記=スタイリング


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